あとがきの追加です。
ここでは、どちらかと言うと、人間の精神性よりも、人間の才能や能力としての完全性や完璧性についての話を多く書くことになったのですが、その理由は、これは、まだ現在の人類には、はっきり分かっていないことになるのでしょうが、現在、人類が考えている神仏、つまり最高存在というのが、どちらかと言うと、機械的、コンピューター的な知性や能力の持ち主のようなイメージになっているために、今後の人類の未来では、今のままの歴史が続いていった場合には、人類は、どこかの段階で人類自身が発明し、どんどん改良していった機械存在やコンピューター存在のようなものに、いつの間にか人類の文明自体を乗っ取られてしまう可能性があるからなのです。
それで、この文章では、どちらかと言うと、科学的技術的な物の見方を中心にして、「いいや、機械やコンピューター的な存在は、決して最高存在ではなくて、本当は人間らしい、生き物らしい生命の営みの方が、より優れた存在形態なのだ」ということを、現代人にも、わりと分かりやすい形の文章で述べてみました。
ただ、それでは、「この宇宙の創造主」と呼ばれる存在は、そうした機械やコンピューター的な知性や能力はないのか、というと、そんなことはなくて、それは、この宇宙の壮大さや大自然の仕組みを調べれば、よく分かると思うのですが、現在の人類には、とてもではないが全然及ばないような、かなり究極の進化の果てに、現在、人類が考えるような機械やコンピューター的な生命存在ではなく、この宇宙すべての生命の真の幸福の実現のために、あえて、かなり遠回りになるとしても、現在、みなさんが命を営んでいるような霊的な生命や肉体的な生命を、次々と創造していった経緯があるのです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2014年4月12日 9:33 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 知恵、正しさ / 科学、テクノロジー / 自然、生命 / 芸術、美
