ここまで、「イデアの世界」の説明から始まり、そのルーツや、その奥に隠れた闇の勢力の陰謀など、かなり詳しく述べてきたのですが、今回から、それらの内容に関して、幾つかの観点から、まとめてみたいと思います。
結論として、言えることは、だいたい、次のような三つの内容になります。
1、現在のアセンションの進行により、物質世界と霊界の裏世界である「イデアの世界」は、どんどん縮小していっているので、その霊的な影響が、過去の歴史に投影されて、地球の物質世界の近代化が起きることになった
まず第一には、これは、ここまで詳しく述べてきたことから、かなりよく分かると思うのですが、実は、これまでの地球の長い歴史の中でも、また、宇宙の長い長い歴史の中でも、こうした地上の世界と霊界の裏に隠れるような形で、それぞれの世界に対して、非常に莫大な影響を与えてきた「イデアの世界」の本質というものが、文章の形で、明らかにされたのは、おそらく、今回が初めてなのではないか、ということです。
そして、そうした地上の世界と霊界の裏世界である、さまざまなイデアの世界のうち、特に至福や快楽に満ちた「光のイデアの世界」と、苦痛や恐怖に満ちた「闇のイデアの世界」を、ほぼ完全に隠した形で、裏から、さまざまな形でコントロールすることによって、闇の勢力の連中というのは、これまで非常に長い期間に渡って、多くの人々や生き物達を、無意識レベルにおいて、かなり強力な支配力を行使してきた、ということなのです。
ところが、こうした闇の勢力のイデアの世界の悪用による、多くの人々への間接的な支配力の行使というのは、特にここ最近のアセンションの進行によって、かなり大規模に弱められるようになったので、その霊的な影響が、過去の歴史に照射されることによって、特に近現代にかけて、地球人類は、霊的にも、この世的にも、非常に大きな進歩と開放を経験するようになった、ということです。
追伸
Part 13に、次の文章を付け足しました。
※ ここで言っている「光のイデア」や「闇のイデア」の光と闇は、実際の光や闇とは、ほとんど関係ありません。ただ、私が調べた限りでは、至福や快楽に満ちた裏世界のような領域は、比較的明るい感じの所が多く(逆に、真っ暗のケースも多かったですが)、その反対に、苦痛や恐怖に満ちた裏世界のような領域は、比較的暗い感じの所が多かったようなので(同じように、ものすごく明るいケースも多かったですが)、ここでは、単純に分かりやすいように、主に至福や快楽に関わる異次元の領域を、「光のイデアの世界」、その反対に、主に苦痛や恐怖に関わる異次元の領域を、「闇のイデアの世界」と呼んでいます。当然、ここで言っている光と闇と、善悪とは、全く関係ありません。
Cecye(セスィエ)
2013年6月20日 9:08 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密 / 歴史