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「愛」について Part 3

3、自分自身と、他の人々や生き物達との間で、いかに、より幸福で豊かな状態になるように、お互いに愛し、愛されるような、愛情に満ちた関係を築けるか、ということが、とても大切になってくる

 第三に、大切なのは、人間関係においても、また、人間と、それ以外の動植物との関係においても、いつも一方的に愛を与え続ける側になるようであってもいけないし、また、その反対に、いつも一方的に愛を与え続けられるような関係になってもいけないようなところがある、ということです。

 つまり、人間と人間との間の関係であっても、あるいは、人間と動植物との関係であっても、何らかの形で、愛を与えたのであれば、別の機会に、今度は、何らかの形で、愛を返してもらうような状況を作ったり、また、その反対に、何らかの形で、愛を受け取ったのであれば、今度は、別の機会に、何らかの形で、愛を与え返すような状況をつくってしてゆく必要がある、ということです。

 つまり、愛というのは、誰かが、一方的に与え続けるような状況になってもいけないし、また、その反対に、誰かが、一方的にもらい続けるような状況になってもいけない、というような、ちょっと微妙なバランス関係のようなものが、非常に重要になってくる、ということなのですが、こうした愛のバランス関係に関しては、だいたい、次のような三つのことが言えます。

 

①自分自身も、周りの人々や生き物達も、非常に大混乱していて、愛の欠乏状態、愛の飢餓状態に陥っている場合には、たとえ、自分には、何の利益も得もなかったとしても、ある程度、腹をくくって、なけなしの愛を与えて、周りの人々や生き物達を、少しでも幸福にし、平和で豊かになるように努力してゆくしかない

 まず第一には、もし、自分を取り囲む状況が、あまりに、ごちゃごちゃと混乱していて、誰も彼もが、「何か与えてほしい」、とか、「誰かに何かをしてほしい」、などと考えて、むやみやたらと、いろいろな暴力行為や略奪行為のようなものが続いているような状況である場合には、その際には、どこかで、誰かが腹をくくって、とにかく、みんなが、ある程度、冷静に落ち着いて、自分自身の状況や、周りの人々や生き物達の状況を見直すことができるくらいになるまでは、たいてい、自分のできる範囲内の話になるのですが、何らかの形で、他の人々や生き物達のために、たとえ、自分にとっては、何の利益も得もなかったとしても、なけなしの愛を与えて、周りの人々や生き物達を、少しでも幸せにし、また、少しでも平和に豊かになるように努力してゆくしかない、ということです。

 

②それほど、大混乱しているとも、愛の欠乏状態であるとも思えないような状況ならば、自分自身の欲求や願いや、周りの人々や生き物達の欲求や願いを、少しでも叶えるように努力してゆくことが、大切である

 第二には、これは、少し状況が違うのですが、自分自身の状況や、自分の周りの状況を見回してみて、それほど、ごちゃごちゃと混乱しているわけでもなければ、また、それほど、ものすごい渇望の雰囲気が満ち満ちているわけでもない、というような状況では、今度は、打って変わって、自分自身の欲求や願いや、それから、周りの人々や生き物達の欲求や願いというものを、よくよく冷静に見回してみて、その上で、できるだけ、自分自身の欲求や願いを叶えるような努力をすると共に、同じく、周りの人々や生き物達の欲求や願いに関しても、自分のできる範囲で、少しでも叶えてゆくための努力をしてゆくことが、とても大切になります。

 

③自分自身も、周りの人々や生き物達も、ある程度、満ち足りた幸福な状態である場合には、現在以上の楽しさや満足や、豊かさや幸福を、いろいろな試行錯誤の中で探り出して、実現してゆくような創造行為が、さらなる高次の愛の行為になる

 第三には、今度は、自分自身も、また、周りの人々や生き物達も、どちらを見回してみても、それほど、ものすごく大変そうな人もいなければ、不幸な人もいない、というような状況である場合には、これは、先ほどとは、かなり違った考え方になるのですが、自分自身の内なる欲求や願い、それから、周りの人々や生き物達の内なる欲求や願いというものを、時折、冷静に考え直してみて、その上で、たとえ、その時点において、自分自身、あるいは、周りの人々や生き物達が、「これで十分」、「これで満足」、と心から思い込んでいたとしても、もし、それ以上の楽しさや満足、あるいは、豊かさや幸福のようなものがあると感じられた場合には、これは、少しずつで構わないのですが、その何となく感じられる、「現在以上の楽しさや満足、それから、豊かさや幸せとは、いったい、何なのか?」、ということを、できるだけ、あまり混乱しないような知恵のある方法で、いろいろ試してみて、その上で、「これなら、自分にも、他の人々や生き物達にも、別に危害が加わるわけではないし、また、不幸になるわけでもない」、というような形の、より新しい楽しさや満足、それから、より新しい豊かさや幸福というものを、次々と創造し続けてゆくことが、とても大切になってくるのではないか、ということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年11月24日 9:01 PM, 愛について



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