Light Symbol

霊的に見ると、そう単純に男性の魂と女性の魂とは言えないようなところがあって、実際には、最低でも9種類から4〜50種類ぐらいの霊的な性質の種類があるように見える

2、霊的に見ると、そう単純に男性の魂と女性の魂とは言えないようなところがあって、実際には、最低でも9種類から4〜50種類ぐらいの霊的な性質の種類があるように見える

 第二には、これは、少し変わった話になるのですが、それでは、霊的に見た場合、男性の魂か、女性の魂であるか、というのは、そもそも最初から決まっているものなのか、という問題が、次には出てくると思われるのですが、これが意外と調べてゆくとよく分からないようなところがあって、確かに最初に、その魂の存在が確認された段階から男性であるかのように思われる魂と、その魂の存在が確認された段階から女性であるかのように思われる魂の二つの種類の魂があるように思われるようなところもあるのですが、ただ私が、それ以上に感じているのは、単にその人の魂が男性か、女性か、ということよりも、「もともと、この人の魂は、非常に責任感があって、リーダー向きの人である」、とか、「もともと、この人の魂は、非常に感性が鋭いので、芸術家向きの人である」、とか、あるいは、「もともと、この人の魂は、非常に優しいので、細やかな世話の得意な人である」、とか、あるいは、「もともと、この人の魂は、非常に探究心が強いので、発明や研究に向いている人である」、などというように、単純に男か女か、というように、何でもかんでも二つの性別に分けられるというよりかは、どちらかというと、多くの人々の魂の性質というのは、最低でも9種類ぐらい、とか、あるいは、もっと大きな分類で言うと、40〜50種類ぐらいに分類される、などというように、これは、宗教的な善悪や光と闇の問題とも非常に似たようなところがあるのですが、そう単純に何でもかんでも二つに分けて、分かったような気分になれば、それでよいと言えるような代物ではないようなところがあるのです。

 つまり、実際の男女の性格を見てみると、男性でも芸術的な感性の鋭い細やかな手先の器用な人や、物静かで深く考え深い性格の人なんて、いくらでもいるようなところがあるし、また、女性でも活動的で男勝りの性格の武術やスポーツに秀でた人や、仕事能力に長けた人なんて、いくらでもいるようなところがあるので、実際には、「男性だから、こういう性格で、こういう存在」、とか、「女性だから、こういう性格で、こういう存在」、などとは、そう簡単に断定してよいようなものではないようなところがある、ということなのです。

 そうすると、男性の魂と女性の魂というのは、本当に元からあるのか、というと、これは、どう考えてみても、そうとは言えないようなところがあるのですが、それというのは、要するに、こういうことなのではないか、ということです。

 つまり、その魂の元々の性質として、何となく、非常に活発で社交的で能動的に、どんどん積極的に何でもやっていこうとするような人の魂が、どちらかと言うと、その後、「男性の魂」と呼ばれるようになり、その魂の元々の性質として、何となく、もの静かで優しく調和的で受け身の姿勢で、いろいろな物事を体験してゆこうとするような人の魂が、どちらかと言うと、その後、「女性の魂」と呼ばれるようになったのではないか、ということなのですが、ところが、前にも述べたように人間にしても、動植物にしても、いろいろな体験を通じて、結構、後天的に性格や能力が大きく変化してしまうことがあるので、そのような形で、たとえ最初は、男性的な魂であったとしても、その後、時間の経過と共に、だんだん女性的な面が強くなってゆくようなことがあったり、あるいは、その反対に最初は、女性的な魂であったとしても、その後、時間の経過と共に、だんだん男性的な面が強くなってゆくようなこともあるものなので、この場合も、やはり、そう単純に、「この人は、男性の魂で、この人は、女性の魂」、などとは言いきれないような部分がある、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年11月15日 9:21 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



«

»

おすすめ記事

過去の記事