今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。
地球から見た外宇宙の姿は、典型的なブラックホールの中から眺めた外宇宙の姿になっている Part 1
第二には、これも、説明が、非常に難しい内容の一つであるのですが、実は、現在の地球人の持っている宇宙の認識と、五次元以上の光の宇宙領域に存在している外宇宙の人々の持っている宇宙の認識とでは、本当に天と地ほどの差がある、ということなのです。
これは、例をあげて説明しないと、なかなかよく分かりづらいのではないかと思うので、二つほど具体的な例をあげて説明したいと思いますが、まず第一には、現在、地球から観測される、ごくごく身近な天体の様子というものがありますが、実は、それらの天体の様子というのは、もともと高次元の光の宇宙領域にあった天体の様子を、低次元の暗闇の宇宙領域から眺めた場合に見えるような、はっきり言うと、典型的なブラックホールの中から眺めた外宇宙の世界の様子である、ということなのです。
そうすると、「現代の天文学や物理学においては、ブラックホールというのは、光すらも、すべて完全に吸い込んでしまうような特殊な天体であるので、そうしたブラックホールの中から、外宇宙の世界を見ることなど、全く不可能なのではないか」、というような疑問を持つ方もおられるのではないか、と私は思うので、ここでは、こうした「次元」という概念を踏まえた上で、この宇宙における天体のブラックホール化の過程を、外部からの視点と、それから、内部からの視点の両方の視点に立ちながら、少しだけ説明してみたいと思います。
まずは、そうした天体のブラックホール化の過程を、外部の世界から見た場合、一体、どのように見えるのか、というと、実は、これは、現在の天文学で言うようなブラックホールの生成過程とほとんどそっくりで、そうした高次元の世界から波動低下し出した天体というのは、光に満ちた高次元宇宙の中において、だんだん真っ暗になりながら、周囲に強力な時空の歪みを作り出すようになると、やがて、巨大な渦を巻きながら、恒星や惑星も含めて、周りにある、すべての存在を、どんどんと吸い込み続けてゆくようになります。
そして、一定期間、そうした破壊的吸引プロセスを経た後に、そのうち、ある段階において、ついに、そうした高次元の光の宇宙領域には存在できなくなって、それ自身の破壊的吸引力、つまり、一種の強力な重力の力によって、時空崩壊を起こすと、それよりも、もっと下の低次元の暗黒の宇宙領域に、そうした天体自体が、完全に移動して存在するようになる、というような過程を経ることが、非常に多かった、ということです。
それゆえ、これは、現在の地球の天文学から見ると、少し不思議な感じがするのではないか、と私も思うのですが、実は、こうした高次元宇宙における天体のブラックホール化というのは、そうしたブラックホール化によって、その星が、粉々に砕けて、破壊される、というよりかは、そうしたブラックホール化によって、その星が、周囲に対する、ある程度の破壊的吸引プロセスを経た後に、パッと消えると、その後、そうした天体というのは、それより下の低次元の暗黒の宇宙領域(ほとんど悪夢のような現実世界という説明が、非常に適切なのですが)における天体の存在形態に移行する、というようなプロセスを経ることが、非常に多かった、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年5月13日 9:06 PM, アセンション・シリーズ 4