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Q&A 霊的宇宙的に見た、現在の日本の状況について Part 3

客観的に見ると、昔から日本人は、世界で最も適応力が高く、復興力の強い人々の集団であると思われるので、短期的には、大変だとしても、長期的に見た場合には、それほど悲観する必要は、全くないと思われる

 それと、最後に、こうした危機における日本人の特性について、少し書いておきます。

1、日本人は、とにかく、何でも、すぐに慣れるのが早い、ということと、それから、限界ギリギリまで、変化には、抵抗するくせに、もう絶対、変えるしかない、というような状況に置かれると、まるで人が変わったみたいに、突然、様変わりする性質がある、ということ。

2、今の時代だからこそ、放射能は、危険で、大変ということになっているが、そのわりには、日本は、原爆が落ちた二つの都市を、たった数十年で、世界有数の都市に再生してしまった、ものすごい実績がある、ということ。

3、日本の様子を見ていると、たとえ、どんなに政治家や官僚が無能で、マスコミは、「大変だ、大変だ」、と大騒ぎしている状況下でも、多くの人々は、わりと冷静に秩序を保ったまま、そこそこ最善の選択を、しっかりとやってのけるような、ものすごく優秀な人々が、しっかり底辺を支えている国である、ということ。

 などをあげることができます。

 こうした観点から考えてみる限り、客観的に見ると、昔から日本人は、世界で最も適応力が高く、復興力の強い人々の集団であると思われるので、現在の日本の状況というのは、確かに短期的には、結構、大変なのですが、長期的に見た場合には、私は、それほど悲観する必要は、全くないのではないか、というように、率直に感じております。

 

できれば、単なる被災地の支援や復旧ではなく、軍事的な即応力と、経営的な合理性と、長期的な日本の繁栄への青写真が必要である

 ただ、私の感想としては、現在の日本は、これだけ優秀な人々が、たくさんいる国なのだから、いくら地震や津波や、それ以降の原子炉の処理が、大変だとしても、もう少し、迅速に、トータルの観点で、システマチックに、助けれられる人は、なるべく早く、迅速に助けるための手段を講じる、とか、不足しているものは、なるべく早く十分に届けられるようにする、とか、壊れた所は、なるべく早く元通りに復旧させる、などというように、現在、機能している日本のマンパワーであるとか、知識や技術であるとか、経営のノウハウであるとか、軍事的な即応能力のようなものを、もっと活かした形で、「○○がないので、これは無理だ」、とか、「○○の理由で、これができない」、ではなくて、その反対に、「○○なら、ここにはないが、あそこに行けば、いくらでもあるので、今すぐ、運んでくればいい」、とか、「○○の状況なら、こうすればいい」、「今すぐ、やろう」、などというように、できるだけ迅速に、トータルの観点から、システマチックに、救助と支援と復興を行うような体制を作ることが、非常に重要なのではないか、と感じております。

 これは、連日の報道で、まだあまり注目されていないようなのですが、長期的に見ると、現在の日本の本当の問題は、災害や放射能ばかりでなく、それによって、ひょっとしたら、明日にも、東北地方以外の別の地域で、いろいろな会社が倒産したり、仕事がなくなって、たくさんの人々が路頭に迷うような大変な経済状況になるかもしれない(日本の経済に依存している国々は、たくさんあるので、これは、単なる国内問題ではありません)、ということであるので、原子炉の処理や被災地域の支援や復興は、当然、大変、重要なことではあるのですが、こちらの方が、うまく行かないと、現在以上に、もっともっと多くの人々が、大変、不幸な状況に陥る可能性があるので、多くの日本人としては、こうした経済的なことに関する政治家の仕事ぶりについてのチェックも、しっかり行った方がよい、ということです。

 とにかく、基本的には、そう簡単には、疑心暗鬼になって、あまり怖がったりせずに、できるだけ冷静に、マスコミの情報を鵜呑みにせずに、自分の頭で、よく考えて、行動することと、それから、現在、やるべき最善のことをやりつつ、その上で、不測の未来の可能性についても、ある程度、準備を行ったのであるならば、「それでも、ダメな時には、まあ仕方がないさ」、というように、ある程度、割り切った態度で、不安や恐怖心を克服し、そして、できるだけ明るく、積極的な態度で、物事を見てゆくのが、非常に大切なのではないか、というように、私は考えています。

 

Cecye(セスィエ)

2011年4月5日 5:27 PM, Q&A  / 政治



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