それでは、こうした現在の世界の状況において、私達は、いったいどのように考えてゆけばよいのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。
まず一つめは、民主主義社会の政治家の条件としては、多くの人々から頼りにされ、信頼されるような、非常に優秀かつ、性格的にも穏やかな人物であることがとても大事なのではないか、と思われます。
しかしながら、よくよく冷静に(そう簡単に熱くならずに・・・)、そうした人物のそれまでの言動を見直した際に、例えば、一部の人々の自由や人権を無視したり、暴力的な行為を扇動したりするような過激な性格が見られることがわかった場合には、たとえ、その人が、どんなに愛国心があって、性格的にとても善良そうに見えたとしても、普通の市民の立場であれば、それほど問題ないかもしれないのですが、民主主義社会では、なるべく政治家になってもらわないようにした方が賢明なのではないか、と思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)