陰陽説のところで、この宇宙の創造主独特の波動のようなものがわかると、あまり霊的に騙されずらくなるというようなことを述べたのですが、今回は、そうした内容に関する疑問への答えになります。
これは結構、難しい内容になるのですが、大まかに言うと、だいたい次のような五つのことが言えます。
1、暗闇の中で、祈りや瞑想をする訓練をすることは、この宇宙の創造主の波動を知ることに役立つようなところがある
まず第一には、これは、よくヨガや瞑想などで行われる方法になるのですが、部屋の明かりを暗くして、キャンドルの炎を見つめたりしながら、祈りや瞑想を行うことは、とても良い訓練になります(別に、いつも行う必要はありませんが・・・)。
それというのは、一部の人々の思い込みとは違って、暗闇を、悪や悪魔の象徴のように考えてしまうと、ほぼ確実に、この宇宙の創造主とは、根本的に意識が合わなくなってしまうようなところがあるからです。
理由は二つあって、一つめの理由は、光だけを好んで、暗闇に対する恐怖心を強く抱えている人は、真実を見誤ることがあるということと、もう一つの理由は、これは状況にもよるのですが、前にも述べたように、この物質世界は、一種の反世界のような所であるので、高次元宇宙の光である、この宇宙の根本の存在である創造主というのは、いつも光って見えるとは限らず、場合によっては、真っ黒の存在のように見えることがあるからです。
2、この宇宙の創造主の雰囲気と、それと似て非なる偽創造主の雰囲気の違いについて
第二には、これは少し難しいのですが、私の知る限り、この宇宙の創造主に当たる存在というのは、次のような四つの雰囲気で現れることが多いようです(他の光の存在達も、似たようなところがあります)。
①非常に親しみのある優しい雰囲気の光の存在
②わりと地味な感じで、真っ黒に見えるのだが、一つ一つの事柄に丁寧に対応してくれる存在
③非常に恍惚感を伴った愛や悦びをもたらす存在
④光って見えることもあれば、わりと暗く見えることもあるのですが、自分が危険や苦しみや困難を感じた時に、パッと現れて、そうした危険や苦しみや困難を取り除いてくれる存在
などがあげられます。
そうした本物の創造主と、非常に似ているにも関わらず、本当は、あまり良くない存在というのは、次のような五つの雰囲気が現れることが多いようです。
①非常に眩しい光を放っているのだが、何となく非人間的で、少し冷たい怖い感じがする存在
②真っ黒、もしくは、真っ赤で(色は、いろいろありますが)、見た途端に非常に恐怖心を感じる存在
③次から次へと無理難題や、非常に苦しい課題を突きつけてくるような存在
④話は立派だし、ちょっとした奇跡は行うのだが、何か尋ねると、すぐにいろいろ隠したり、ごまかしたり、逃げようとしたり、あるいは、いかに自分が、ものすごく偉大な存在であるか、ということだけを吹聴しようとするような存在
⑤格好をつけたり、景気の良さそうな話はするのだが、基本的に無責任で、何かあっても、全然頼れないような存在
などをあげることができます。
これは地上の宗教家でも、ほとんど同じような分類が成り立つと思うのですが、霊的に何らかの存在を感じた場合には、大まかに言って、上のような雰囲気であれば、おそらく大丈夫なのでしょうが、下のような雰囲気であれば、ちょっと問題があると考えて、差し支えないと言えるのではないでしょうか。
Cecye(セスィエ)
2012年7月10日 9:07 PM, Q&A / おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 瞑想