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民主主義の国々の政治家への評価と、社会主義の国々の政治家への評価の違いについて Part 3

 それでは、私たちが生きている現実の社会では、いったいどのようなことが起きてきたのか、というと、まずは民主主義の国々では、「ある政治家の発言が世間で大騒動になっていたのだが、よく聞いてみると、その政治家の発言の趣旨とは全く外れた、ちょっとした言葉の言い回しのあげ足取りのようなものだった」「政治家として活動していた時代には、散々批判ばかりされていた政治家であったが、後からよくよく冷静にその人物の政治的な実績を見直してみると、非常に素晴らしい政治的な成果をたくさん上げているだけでなく、後々まで非常に良い影響をもたらしているようだ」「その時代の野党の政治家は、与党の政治家を散々非難していたのだが、その後、いざ政権交代して野党から与党になると、ほぼ同じような問題を逆に追求されるようになってしまった」などというようなことも結構よくあったりするわけです(確かにその時代の世間の評判通りに、実際にとても問題が多い政治家であることもあるとは思いますが・・・)。

 つまり後から、よくよく冷静に調べ直してみると、「その時代のその状況において、できる政治家の政治的な判断や行動としては、極めて正しかったのではないか」と思われるような政治的な判断や行動をしていたとしても、民主主義の国々では、結構厳しく批判されたり、多くの人々に反対されるような状況になってしまうことも、時折あったようなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2024年7月6日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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