※現在の自民党の裏金騒動について
現在、日本の自民党政権は、裏金騒動によって、国民からの信用をかなり大きく失うような状況になってしまっているのですが、そうした裏金疑惑に関わった政治家の人々を見ると、「大金を横領して、私腹を肥やした」「海外に高価な別荘やヨットなどの不当な資産を手に入れた」などというようなタイプの非常に悪質なものではなく(確かに一昔前の政治の腐敗は凄かったと思いますが・・・)、どちらかと言うと法律的、会計監査的にはダメであったが、長年の政治的な慣行として、いつの間にか、すっかり常態化してしまっていたことが突然表沙汰になったために、あまり深く事情も理解していなかった大勢の議員が巻き込まれるような形で大騒ぎになってしまった、というような状況であったようです。
ですので現在のような政治状況の場合には、国民がある程度、きっちりと納得できるような反省やけじめや政治改革のようなものは、どうしても必要になるとは思うのですが、しかし、どちらかと言うと、それよりかは現在の日本は、国内外共に非常に大変困難な時期に当たっているので、大多数の国民の利益としては、現在の自民党政権には、なるべく政治の世界を混乱させずに、現在の政治的、社会的な課題に対して、できるだけ最善の対応をしっかりとし続けていってもらうことの方がとても大事になるのではないか、というように私は考えております。
Cecye(セスィエ)