②いくらマスメディアやインターネットなどから良い情報が手に入れられるとしても、すべてそのまま、うのみにはせずに、実際に自分自身で人と会ってみたり、いろいろなものを見聞きしたり、体験したりするような態度は、とても大切にすべきである
二つめは、先ほどから述べているように現在の辺りの時代は、コンピューターやスマホが広く普及して、インターネットやＳＮＳが当たり前のように使われているので、特に若い人々の感覚としては、自分達は、何でも知っているし、また必要があれば、誰とでも仲良くつながれるような感覚を持っていることが多いのではないか、と思われます。
しかし、よくよく冷静に考え直してみると、結構多くの人々の間で、これは無意識のうちに起こっていることが多いようなのですが、特にオンラインやＳＮＳなどで、他の人に話しかけようとすると、とても緊張することがあったり、また相手は何も怒ったり、責めようともしていないのに、まるで相手が自分に対して、とても強く怒ったり、責めようとしているように感じられたり、さらには、ネット上の文字や数字や映像などによって、まるで自分が全否定されたり、全肯定されたりしているように感じられることもあるなどというように、一見、非常に便利で、多くの人々に大きな自由や幸福をもたらしているはずのインターネットやＳＮＳなどによって、かえって多くの人々が、強い孤独や疎外感や、あるいは、かなり異常な優越感や攻撃心を感じたりして、多くの人々の間に大きな分断や対立を生み出していることもあるようなのです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2023年5月30日 9:03 PM, おすすめ記事 / 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 教育 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済
