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第二次世界大戦当時のソ連とスターリンについて Part 6

5、当時のナチス・ドイツとソ連は、秘密裏に手を結び、「第二次世界大戦」という世界規模の大変悲惨な戦乱を巻き起こしたが、途中で仲違いして、当時のソ連がナチス・ドイツから軍事侵攻を受けたために、結果的に当時のソ連は連合国の一員となり、戦勝国の立場になった

 その後、最初に述べたように当時のナチス・ドイツは、約1000万人、当時のソ連は、約2700万人もの大きな被害を出しながらも、最終的に当時のソ連が、当時のナチス・ドイツを破り、連合国の勝利に大きく貢献した大国の一つになってゆきました。

 ここでもう一度冷静に考え直してみると、今日のロシアなどでは、まるで当時のソ連は、当時のナチス・ドイツに突然、軍事侵攻を受けた大変な被害者であったかのような説明をされていることが多いようなのですが、実際には、元々、当時のナチス・ドイツと秘密裏に手を結んで、当時のヨーロッパの国々に軍事侵攻し始めたのも、当時のソ連であったわけです。

 ところがその後、歴史の成り行きで、当時のソ連は、当時のナチス・ドイツに軍事侵攻されたために、連合国の一員に鞍替えすることになっていったので、はっきり言うと、「当時のソ連は、最初から連合国で、戦争の被害者で、ずっとナチス・ドイツと戦って、勝ったのだ」というような見方は、ほぼ間違いで、どちらかと言うと、「当時のソ連は、最初は当時のナチス・ドイツと秘密裏に手を結んで、第二次世界大戦を引き起こした。しかし途中から当時のナチス・ドイツと仲違いして、軍事侵攻を受けるようになったので、当時の連合国に鞍替えすることになったのだが、いつの間にか結果的には、戦勝国の側になってしまった」というのが、実際の状況に近かったのではないか、ということなのです。

 

 ただし、当時のソ連としては、第二次世界大戦の結果、たくさんの共産主義国を生み出し、ソ連の大国化にも成功したので、そうした意味では、スターリンを初めとするような当時のソ連の指導者達は、当時のソ連にとって、偉大な指導者だった、ということにはなるのでしょうが、ただ、その過程において、当時のナチス・ドイツと共に第二次世界大戦を引き起こして、全世界に多大な犠牲者を出したのみならず、また当時のソ連においても、約2700万人もの大変な人数の犠牲者を出したことなどを考えると、当時のスターリンを初めとするようなソ連の指導者達を、決して単純に偉大な祖国の英雄のように考えてはいけないのではないか、というように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2022年7月2日 1:03 PM, おすすめ記事 / 政治 / 歴史 / 軍事



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