次には、たいてい人間の性質としては、相手が、自分達のことを全く理解してくれなかったり、あるいは、自分達のことを、非常にむげに扱っているように感じた場合、怒り出すことが多いものです。
それで、まだ言葉として怒っているうちには、それほど問題ないかもしれないのですが、特に腕っぷしや暴力や武力などにものを言わせて、相手に自分達の言い分を飲ませようとすると、相手の側も怒りや憎しみの気持ちを持って、腕っぷしや暴力や武力などで対抗しようとしてくるか、また場合によっては、屈服させられて、従順に服従したり、言い分を飲むような状況になるかもしれません。
ところが、こうした場合には、それまでの話し合いでの人間関係とはかなり違って、非常に長い年月に渡って、心の中に強い怒りや憎しみや恨みつらみや喪失感や悲しみのような感情を持つことが多いようなのです。
そうすると結局、その後、どこかの段階で何らかの機会を見つけると、昔の仕返しとばかりに、そうした心の中に溜め込んでいたネガティブな感情を爆発させて、腕っぷしや暴力や武力などで激しく攻め立てようとするような状況になることも多いようなのです。
Cecye(セスィエ)
2022年5月16日 9:04 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 教育 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事