少しお休みしましたが、「政治問題と社会問題の違いについて」の文章の続きを載せてゆきたいと思います。
※元々は、途中の長い部分は、後から書き足した内容で、この辺りの結論の部分は、わりと最初の段階でできあがっていた文章になります。
※これは、その国や地域において、しっかりと自由や人権が尊重されて、きっちりとした公正な選挙が行われているという前提で述べている内容なので、そうではなく、政治家や役人の汚職が多かったり、不当な人権の蹂躙が行われていたり、また選挙の不正が横行しているような国や地域の場合には、できるだけ、そうした政治の状況を正してゆくことの方が、とても大事になります。
たとえ大きな社会的な問題に直面したとしても、民主主義国の国民としては、その時々の課題に対して、常にきっちりとした政治的な仕事を行なっている政治家や政党を、しっかり支持し続けてあげることが、とても重要である
この辺りで再び、現代の民主主義の問題について、考え直してみたいと思うのですが、最初の辺りにも述べていたように現在の世界の多くの国々では、時折、政府や議会の政治家や、省庁などの行政府の問題と、そうしたものとは直接関係ない様々な社会的な問題、例えば、現代であるとコロナ禍のような感染症の問題や、自然災害の問題や、それから軍事や外交などの問題が、よくいっしょくたにされて、はっきり言ってしまうと、時折、選挙の際に多くの人々が、それほどよく知っているわけでもないのに、その時々の気分で投票して、大統領や知事や市長などの政治家や、議会の主要な政党の議員などを決めてしまうことがあるわけです。
ところが、これは歴史的には、ほぼ完全にはっきりしていることなのですが、多くの人々が、そうしたその時々の気分で投票を行ってしまうと、結果として、そうした国民自身が、かなり長期間に渡って、大変不幸な状況に置かれるようになったり、また場合によっては、いつの間にか民主制度自体が崩壊して、非常に不自由な生活を強いられたり、非常に厳しく人権を蹂躙されたりするような事態になることもあるので、非常に注意が必要なところがあるようなのです。
Cecye(セスィエ)
2022年3月15日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事