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科学的な真理の信頼性と限界について Part 7

 それから、これはあまりはっきり言われることは少ないようなのですが、そのような形で、「現在のその国の問題は、すべて◯◯国のせいなのだ」というような国民教育を受けた人々が、様々な事情で、そうした国に移って生活するようになると、これは普通にしっかり生活できていれば、別に全く問題ないのですが、ところが、そうした普通の生活が、なかなか、うまくできなくなった場合には、時々、かなり深刻な問題を巻き起こすことがあるようです。

 それというのは、そうした人々の中には、「自分は一生懸命やっていたのに、この国の連中が、みんないけなかったんだ」とか、「俺たちは何一つ悪くない。この国の連中は悪魔なので、世間に見つからないように、たくさん復讐してやらなくてはならない」とか、「かつて自分の国の人々がされたように、できるだけ残虐に殺したり、傷つけたり、レイプしたりしてやればよいのだ」とか、「この国の警察は悪党だから、この国の連中から金を盗んでも、何の罪の呵責もない」とか、「できるだけ組織的に、たくさんひどいことをやって、大勢の人々を困らせてやろう」などというように考えて、その国の普通の人々には、なかなか、わかりづらいことも多いのですが、そうしたあまり成功できてない人々が、裏に巧妙に隠れるような形で、かなり強い結束力のある秘密のテロ組織や犯罪ネットワークのようなものを作って、かなり凶悪な犯罪を執拗に行い続けるような状況になることも多いようなので、かなり注意が必要になります。

※そうした国々の出身の人々でも、その国の法律や社会のあり方を受け入れて、普通にしっかり生活できていたり、また中には、かなり大きな成功を収める人々もたくさんいるようなのですが、たいてい、そうした人々は、自分達の受けた歴史教育の話は、自分なりにきっちり調べ直して、あまり信用しなくなっていたり、また他の国で生活する以上、その国の文句や不満はあまり言わずに、普通の人々以上にしっかり努力して、一つ一つ成功を積み重ねてゆくような生き方をしていることが多いようです。こうした人々への差別や偏見は、断固として排除しなくてはならないと思うのですが、しかし、だからと言って、そうした人々の中の非常に凶悪な犯罪に手を染めるような人々に対しては、決して躊躇せずに(犯罪は別の問題なので・・・)、きっちりと取り締まるような断固とした社会的な対応が大事なのではないか、と思われます(できれば、そうした人々が、あまり反社会的な生き方をしなくても済むように、できるだけ暖かく受け入れるような社会的な体制を築いておくことは、とても大事だとは思いますが・・・)。

 

 話は少しそれましたが、このように多くの人々には、普通は、まずは絶対に変わらないように思われる過去の歴史の内容に関しても、科学の世界では、しばらく過ぎると、まるで全く違うことが、歴史的な真実のように言われることも多いようです。

 それゆえ、こうした観点から考えてゆくと、現在の科学的な真理というのは、決して完全なものでも永遠なものでもなく、今後の未来の科学の進歩の過程では、さらに新しい科学的な真理に置き換えられてゆく可能性があるということと、また、そうした今後の未来の科学の進歩や社会の変化の過程では、普通は、まずは絶対に変わらないはずの、もう過ぎ去った過去の歴史の内容についてですら、時には、大きく変わることがあるということは、ある程度、よく理解しておいた方がよいのではないか、ということです。

 

Cecye(セスィエ)

2020年10月17日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 教育 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー



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