もちろん、私達の社会では、そうした嘘や過剰な表現によって、多くの人々が被害を被ることがないように、様々な法律や社会的な制度によって、そうした嘘や過剰な表現を、適切な範囲内にしっかり抑えたり、また創作物や演出であることをしっかり説明しなくてはならないような社会のあり方にはなっているのですが、ただ一方で現在の世界では、特にアートやエンターテイメントやゲームの世界などにおいては、現実の世界では、絶対にありえないような様々な創作物や表現をたくさん創ったり、見聞きしたり、体験したりすることによって、今日も多くの人々が、とても楽しんだり、お金を稼いだり、また様々な形で多くの人々の行動を誘導したりしているようなところもあるわけです。
はっきり言って、ある程度、しっかりした社会的な合意やチェックがあるのであれば、そうした創造的な文化のあり方は全く悪いことではないのですが、ただ一方で、そうした社会が進みすぎると、今度は、そうした事実と異なる単なる作り話を、まるで本当の事実であるかのように巧みにでっちあげて、たくさんの人々を扇動して、結果的にとんでもない事態を巻き起こすようなこともあるかもしれないわけです。
ですので、現在のようにインターネットやバーチャルリアリティーの技術が発達しているような時代であるからこそ、実際の体験の価値や、実際の事実に基づく真実の追求というのは、しっかりやっていかなくてはならないのではないか、というように思われます。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2020年8月17日 9:04 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 教育 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済 / 自然、生命 / 軍事
