二つめは、これは少し難しい内容になるのですが、こうした霊的、あるいは、異次元世界には、宗教や哲学や、ある程度の規模の国民や民族固有の様々な概念や言葉、例えば、愛や悟り、天界や地獄や、国や民族の歴史や、そうした歴史上の出来事などのたくさんの思念の塊のようなものがあるのですが、この物質世界や、霊界や異次元世界の人間や生き物が、そうした思念の塊のようなものに意識を合わせると、まるでそうした思念の塊のようなものの内容がすべて正しい真実であるかのように、かなり硬い感じで、強く押し付けられるように伝えてこられることもあったようです。
※みなさんが、宗教や哲学などの概念や用語を考えた際に、まだ、よく調べたわけでも学んだわけでもないのに、ほぼ反射的に「ああ、難しい」、「なんだか全然、わからない」、「なんか硬い感じがして、全然取り合ってくれない気がする」などというような感覚を覚えたことがあると思うのですが、それはこの世的な理由だけでなく、こうした霊的、異次元世界な理由もあったようです。霊的、異次元的には、自分の顔の前や頭の上などを、まるで硬い透明な板や鋳型のようなもので抑えられているような感覚がしたり、また、そうした内容を考えようとすると、瞬間的に頭の中が空っぽになるような感覚がしたのではないか、と思われます。
はっきり言って、こうした異次元世界の思念の塊は、一見、光り輝いて見えたり、きれいに精妙に感じられたりもするので、まるで本当の真理や、本当の事実や、本当にいる存在のように感じられてくることも多いのですが、ところが、よくよく冷静に調べ直してみたり、自分で実験的に確かめてみたりしてみると、いろいろな所に矛盾があったり、実際の出来事や、実際の霊的な体験とは、結構違っていたりすることも多かったようです。
Cecye(セスィエ)
2020年8月11日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ