宇宙的に見た人間や生き物の生まれ変わりについて Part 6
今度は、どちらかというと、そうした大昔の宇宙のネガティブな面について述べてみたいと思うのですが、これまでの地球の歴史でも、結構あちこちで民族や人種や身分などによる対立や差別の問題が起きてきたように、実は、そうした大昔の宇宙においても、「あの種族は、とても高貴な方々ばかりだから」とか、また、「ああ、あの種族は、とんでもない下劣な連中ばかりなのだ」などというような結構根深い感じで、あちこちの種族が、場合によっては、かなりきっちりと分離して、お互いに相いれないような状態になったり、また何かあると、すぐに仲違いして、戦争や混乱が起きることがあったようなのです。
それで大昔の宇宙でも、そうした感じで、かなり根深い闘争状態に陥ってしまった宇宙的な種族もあれば、また、わりと平和的、融和的に共存できていた宇宙的な種族もあったようなのですが、それゆえ、この宇宙の歴史では、そうした経緯で大昔には、何度も結構大きな宇宙規模の戦争が起きたり、また様々な破壊や混乱が起きていた時代もあったようです。
ただし地球の歴史でも近現代にかけて、だんだん、それまで植民地だった国々がたくさん独立していったり、平和共存を目指す国際的な枠組みが作られていったりして、だんだん一つの惑星の文明として、仲良く共存するような方向性を目指すようになっていったのとほぼ同じように、この宇宙でも、これは現在の地球の歴史で言うと、かなり大昔になるのですが、それぞれの銀河ごとに、かなり広い範囲に渡って、たくさんの恒星系の高度な文明を持つ惑星どうしが集まって、一つの大きな連合的な集まりを築いていった時代があったようです。
また、そうした過程では、地球の歴史においても、それぞれの国や地域ごとの小さな宗教が、だんだん世界規模の大きな宗教や思想に統合されてゆくようなプロセスを経過してきたのですが、それとほぼ同じように、この宇宙においても大昔は、それこそ本当にそれぞれの生物種の文明圏ごとに、それぞれ違った神々や天使がいたり、また、それぞれ違った創世の神話や宗教的な教えがあったりしたようなのですが、そうしたものも、だんだん宇宙的な統合の過程で、それぞれの文明圏の特色は、それなりにしっかり残っていることも多いのですが、それぞれの銀河とか、かなり大きな規模で、この宇宙を創造した神聖な存在を祀り、崇めるような、現代の地球人から見ると、かなり科学的な宇宙宗教のようなものが、わりとオーソドックスなものとして受け入れられるようになっていったことが多いようです。
Cecye(セスィエ)
2019年1月15日 9:03 PM, 宇宙文明、古代文明