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ヨハネの黙示録について Part 9

※ですので、紀元1〜2世紀頃のイエスの教えを信じる人々に向けて書かれた、当時のヨハネの黙示録における特に大事なメッセージの内容としては、やがて、当時のキリスト教徒を散々迫害していたユダヤの国やローマ帝国が滅びてしまうこと。それから、その途中経過では、キリスト教がローマ帝国に公認される日が来るだけでなく、さらに後には、キリスト教がローマ帝国の国教になる日もやってくるということ。そして、さらにローマ帝国が滅びた後には、たくさんのキリスト教の王国が誕生して、千年近く、キリスト教を堂々と信仰し続けられるような、彼らにとっての至福の時代がやって来ることなどを、バビロンの滅亡や、千年王国の到来などと、かなり遠回しに説明していたのではないか、と思われます。

※それから、これは後に聖書から生まれ変わりの説明が削除されてしまったので、わかりづらくなってしまったようなのですが、初期のキリスト教の信者で殉教したり、迫害されても、なお信仰をやめなかったような人々は、そうした中世の千年王国の時代になると、様々なキリスト教の国々に王侯貴族や祭司などの支配する側の人間として、数多く生まれ変わってくることが、暗に示唆されていたようです(もちろん、すべてとは言いませんが・・・)。

※さらには、中世の終わり頃、ルネッサンスの頃から、かつてはサタン的なものとして一概に否定されていた人間の物質的な欲望や、自然な人間性の解放が再び進むようになり、新しい時代が始まってゆくことも示唆されていたようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2018年11月28日 9:03 PM, キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 予知、予言、未来予測 / 宗教、道徳



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