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物質世界の現実の体験と、そうでないものを、きっちり見分けることの大切さについて Part 4

この物質世界の自分の人生での現実の体験と、そうでないものは、それぞれ、きっちり見分けてゆくことが、とても大切である

 ですから現在もアセンションの過程で、だんだん今まで以上に霊的な体験をする人が増えてきているようなのですが、とにかく、そうした際には、この物質世界の現実の体験と、そうではない霊界や異次元世界での体験とは、きっちり分けて考える。また、この物質世界の現実の体験であったとしても、現在の自分の人生での体験と、そうでない過去生や並行生や未来生での自分の体験は、それぞれきっちり分けて考える。それから現在の自分の人生での現実の体験と、単なる想像や妄想上の体験も、きっちり分けて考えるようにして、たとえ、それぞれの体験の中に、同じような人物や時間や場所が登場してきたとしても、絶対にそれらを、そう簡単に混同しないような冷静さと理性が非常に重要になってくるのではないか、と思われます。

 そうしないと、例えば、この物質世界では、わりと穏やかで優しい人に対して、どこかの異次元世界でのその人との人間関係を思い出して、訳のわからない理屈を並べて、きつく当たるようなことをして、かえって、この世的な人間関係をめちゃくちゃにしてしまうようなことや、また逆に、この物質世界では、非常に暴力的で荒っぽい人に対して、どこかの異次元世界でのその人との人間関係を重ね合わせてしまい、なぜか妙な愛情や親近感を感じて、親しい関係を作ってしまった結果、自分の人生が大混乱してしまうようなことが、いくらでも起きてくるかもしれないのです。

 さらにもっと混乱すると、この物質世界での現実の出来事と、そうした異次元世界や想像上の出来事が、頭の中で完全にごちゃごちゃに入り乱れて、全く整理できなくなってしまい、「(他の人には全く見えないのですが)あそこにすごく怒ってる人がいるので、怖くて仕方ない」とか、「周りの人は、みんな私を陥れようとしているんだ」とか、「他の人はそんなものいないというけれども、自分にしか見えない神の声の言う通りにしないと、世界が破滅して大変なことになるので、とにかく言われた通りにするしかない」とか、「この人は、一見親切で優しそうだけど、本当はとんでもない犯罪者で、私を陥れようとしてるんだ」などというような感じで完全に精神的に追い詰められてしまい、異常な言動を繰り返すようになり、精神病になってしまったり、また場合によっては、自殺や犯罪を企てようとするような、かなり異常な行動をとろうとすることもあるので、非常に注意が必要なのです。

 ですから、もし現在、自分に昔よりも様々な霊的な体験が増えてきたように感じた場合には、そう簡単に舞い上がったり、感傷的な気分に浸ったりすることなく、この物質世界の現実の体験と、そうではない霊界や異次元世界での体験とは、きっちり分けて考える。また、この物質世界の現実の体験であったとしても、現在の自分の人生での体験と、そうでない過去生や並行生や未来生での自分の体験とは、それぞれきっちり分けて考える。それから現在の自分の人生での現実の体験と、単なる想像や妄想上の体験も、きっちり分けて考えるようにして、たとえ、それぞれの体験の中に、ほぼ同じような人物や時間や場所が登場してきたとしても、絶対にそれらを、そう簡単に混同しないような冷静さと理性が、非常に重要になってくるのではないか、と思われます。

※あと同じ過去生であっても、例えば、「これは何世紀頃のエジプトの人生で、これは近代にアメリカ合衆国にいた時の人生」などというように、みんないっしょくたにせずに、それぞれ別の人生として、きっちり理解しておくことと、それから自分としては、わりとしっかり確認がとれていることと、まだあまりしっかり確認がとれていないことは、きっちり分けて整理しておくことが、とても大事になります。

 

Cecye(セスィエ)

2016年12月15日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ



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