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霊現象が正しいかどうかの見分け方について Part 6

5、幻覚や霊現象に次々と煽られ、焦らされ、急がされるような感じで、ずっと何かし続けなくてはならないような状況は、霊的にも、この世的にも非常に危険なので、かなり冷静な客観的な対応が必要になる

 五つめは、これは端から見ていると、ほぼ精神病のように認識されることが多いと思うのですが、そうした霊存在の中には、普通の人は、ほとんど全く気づかなかったり、全く問題にすることもないような、かなり根深い何らかの危険や間違いや問題のようなものをことさら大きく取り上げてきては、次々と様々な幻覚や霊現象のような形で見せたり、聞かせたりしてきて、だんだん、そうした幻覚や霊現象の世界に深く深く引きずり込んでこようとすることがあります。

 もう少し具体的に言うと、こんな感じなのですが、パッと目の前にこの世界とは別の何らかの非常にリアルな幻覚のようなものを次々と見聞きするような状況になったり(よく調べてみると、ちょっとセンセーショナルな感じのかなり強烈なテレビや映画などの映像と似ています)、また「神仏」を名乗る何者かの声が結構力強くというか、鬼気迫る感じで頭の中に響いてきたり、あるいは、周りの人々は、ほとんど何も変わっていないのに、そうした周りの人々が次々と違う人相や性格の人間に変わって、訳のわからないことをしてくるように感じたり、さらには、自分自身としても、かなり確信に近い感じで「確か、これはこうだった」とか、「今すぐ、これをしないといけない」とか、「私は◯◯だった」とか、「私の周りの人達がみんな嘘をついて、私を陥れようとしている」とか、「私には、ものすごいパワーがある」とか、「すべて私が言った通りになるはずだ」などというような感じで、自分の考えていることがコロコロ変わってゆくような状況に陥ってしまうことがあるかもしれないのですが(端から見ると、これは完全に精神病の症状のように認識されると思います)、こうした際には、少し冷静になって、次のようなことを幾つか再確認することが重要です。

 一つめは、先ほども述べたように、できれば自分が、その時その時に考えたことや、自分が霊的な存在から聞いた情報を事細かに書き留めたり、録音したり、自分の身近に人に話して、しっかり記録しておいて、それで数時間とか、数日単位で見直してみて、その段階で、あまりにも自分が言っていることや、そうした霊存在から聞いたことがコロコロ変わっている場合には、「これは、まともな霊現象ではない」と冷静に判断して、できるだけ速やかにそうした幻覚や霊体験のようなものから、一定の距離をとって離れるのが賢明であるということです(参考)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年12月8日 9:03 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳



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