②真の完全性には、子供らしい無邪気さや遊びや偶然性の要素が必ず含まれているものである
二つめは、これは少し分かりづらいかもしれないのですが、人間や生き物にしろ、また、いろいろな物事にしろ、常に真の完全性の中には、子供らしい無邪気さや遊びや偶然性の要素が必ず含まれており、また、その反対に子供らしい無邪気さや遊びや偶然性の要素の中にも必ず、より大きな意味での完全性が含まれているようなところがあるということです。
これは人間の人生で喩えると、例えば、成熟した大人になれば、いっけん、とても出来上がった、より素晴らしい完成された存在になったかのように思われるが、さらにそこに幼い無邪気なある意味、未完成な子供がいることによって、より豊かで幸せな家庭や社会ができてくるとか、この世的により円熟し、完成された芸術の中には、常に人間的な個性の煌めきや即興性や、ある種の崩しやずらしや、予期せぬ驚きや偶然性の要素が含まれるものであるとか、人間の天才性の中には、ある種の子供染みた無邪気さや素朴さや楽しさの要素が含まれているようなところがある、というようなことにも通じるのですが、要するに人間や生き物のことにしても、また、いろいろな物事のことにしても、本当の意味での完全性の中には、ある種の子供らしい無邪気さや遊びや偶然性の要素が必ず含まれるようなところがあるものなのです（当然、良心上、あるいは、レベル維持のための制約はあると思いますが・・・）。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2014年4月10日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 知恵、正しさ / 結婚、家庭 / 芸術、美
