次にアジアだと日本人には、非常に身近な朝鮮半島の有事がよく取りざたされるのですが、これは少し軍事や政治に詳しい人なら、よく知っていると思うのですが、はっきり言って、現在の北朝鮮が大戦争をする可能性は、ほぼ全くありません。
それというのは、そもそも昔、朝鮮戦争があった時代は、アメリカを初めとする西側諸国と、当時のソ連や中国を初めとする東側諸国が真っ正面から対立していた時代だったので、そうしたソ連や中国の軍事援助を受けて、当時の北朝鮮は、韓国と軍事的に対峙できたからなのです。
ところが21世紀初頭の現在、長期的には、全世界的な融和ムードの中で、表面的には時々、いろいろとごちゃつくこともありますが、現在の時点ではロシアも中国も、アメリカやヨーロッパと全面対立して、北朝鮮を軍事的に支援するような政治態度は全くとっていません。
普通、こうした政治状況の場合には、北朝鮮の立場としては、政治的、軍事的に多少挑発的な行動に出ることはあっても、とてもではないが、全面的な衝突を起こす可能性はかなり低いということです。
確かに現在の地球が、すべて平和で素晴らしい所なのかと聞かれれば、そうとも言えないような紛争等で荒れた場所も少なからずあるので、こうしたことに関しては、今後も国際的には、いろいろ課題はあるのでしょうが、ただ核兵器の使用も含む大規模な戦争の可能性に関しては、これは少し調べると誰でも分かると思うのですが、現実には、ほとんどないのではないかということです。
ただ霊的というか、異次元的には、まだいろいろな並行世界の状況があるので、時折、そうした現在の物質世界に近い並行世界の状況を、夢や幻視などでかいま見る人の中には、結構、リアリティーのある荒れ果てた紛争の世界や混乱し荒廃した世界の様子を見ることは、今後も続くのではないかと思われます。
それと、ここではあまり詳しく述べませんが、時折、世界的な経済恐慌の再発のような話が出ることもあるようですが、昔、世界恐慌があった時代は、まだ現在のように国際協調に基づく政府の経済コントロールがあまりなかった時代だったからなので、現在のように世界中の政府が、国民があまりひどい経済状態にならないように、あるいは、できるだけ良い経済状態になるように、国際的な協調関係に基づき間接的な経済コントロールを行っている時代には、世界的な経済恐慌のようなものが起きる可能性は、ほぼ全くありません。
Cecye(セスィエ)
2013年6月29日 9:03 PM, Q&A / 予知、予言、未来予測 / 経済 / 軍事