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世界の裏側に潜む「イデアの世界」の秘密について Part 4

②多くの人々の日頃の不平不満やストレスが強い社会であればあるほど、広大な裏世界領域が増えてゆく傾向があるのだが、逆に、それが少ない社会では、いろいろ変わった表現や行動が、どんどん増えてゆく傾向がある

 第二には、今度は、少し変わった視点になるのですが、こうした、ある種の裏世界のようなものが、多くの人々が生活している社会の裏に存在している場合、これは、実に不思議な話になるのですが、多くの人々の日頃の不平不満やストレスが強ければ強いほど、そうした非日常的な空想や妄想に対する無意識の願望が強くなるようなところがあるのです。

 その結果、客観的に見て、多くの人々が、わりと自由に考えたり、行動できたりするような、わりと制限や束縛の少ない、開放的な社会であればあるほど、そうした裏世界のような領域は少なくなる傾向があるようなのですが、その反対に、多くの人々が、自由に考えたり、行動したりすることがしづらい、わりと制限や束縛の多い、抑圧的な社会であればあるほど、たとえ無意識下であったとしても、そうした、あらゆる夢や願望が無制限に実現できるような、イデアの世界、というか、ある種の裏世界のような異次元領域が大きくなる傾向があるようなのです。

 つまり、特に現代のように、あらゆる意味で、多くの人々の自由な表現や行動が、どんどん可能になってゆくような社会では、多くの人々の潜在願望が形作っている、イデアの世界のようなものは、どんどん縮小してゆく傾向があるようなのですが、ところが、それに伴い、現実の社会では、普通の多くの人々の感覚としては、「それを言ったら、終わりでしょう」、とか、「なんで、こんな、とんでもないヘンテコなこと閃くんだ!」、とか、「なんで、そんな、とんでもないエッチで淫らな妄想を、簡単に絵やマンガにするんだ?」、とか、「なんで、こんな訳の分からない残酷な恐ろしい話を、映画や小説にするんだ!」、とか、「確かに、これは、みんなの本音を、そのままストレートに表現しているのかもしれないけど、ちょっと社会的に問題ないかな?」、などというような、ちょっと過激な、いろいろな問題や物議をかもしそうな表現や行動が、どんどん増えてゆくような状況になりがちだったようなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2013年5月30日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密



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