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カップルも子供達も家族も、最も幸せに過ごすための子育ての知恵について Part 12

①たとえ親子であっても、できるだけ上下の感覚や支配・被支配の感覚をなくして、やるべきことをやったら、できるだけ子供と一緒に自分自身も楽しみ、一緒に遊び、一緒に学びながら一日一日を幸せに過ごしていった方がよい

 まず第一には、こうした人々に共通しているのは、「親や子供は、こうでないといけない」、「親や子供は、こうしていないと誰かから叱られる」というような、実は、潜在意識の中に潜む強い不安や恐怖心が原因であることが多いので、もっと気軽に肩の力を抜いて、「別に親だからって威張る必要なんて全然ないし、子供を一つの型の中にはめる必要も全然ないんだ」とか、「親が上で子供が下なんて考え方は持たずに、親も子供も同じ人間なんだから、できるだけ一緒に楽しく、自分が過ごせなかった楽しい子供時代を子供と一緒に楽しみながら再体験して取り戻してゆけばいいんだ」とか、「何があっても、そう簡単には自分自身も子供も責めずに、無邪気に一心に自分を愛してくれる子供を愛して可愛がり、慈しみながら、毎日毎日を穏やかに過ごしてゆこう」などというように、たとえ親子であっても、できるだけ上下の感覚や支配・被支配の感覚をなくして(そうしないとあまり楽しい感覚が感じられないので・・・)、やるべきことをやったら、できるだけ子供と一緒に自分自身も楽しみ、一緒に遊び、一緒に学びながら一日一日を歩んでゆくような心掛けを持つことがとても大切なのではないかということです。

 

②子供に対して絶対に押し付けがましい態度はやめて、まずは子供自身の人格や努力をしっかり認めてあげてから、その子の個性やレベルに合わせて、順番に分かりやすく、いろいろなことを教えてあげると共に、できるだけ褒めて伸ばしてゆくような心掛けがとても大切である

 第二には、これは少し変わった見方になるのですが、親として子供に接していると、何となく、いつの間にか「この子にこれを教えなくちゃ」とか、「これは出来なきゃダメよ」といった、ちょっと強い押しつけるような感覚が出てくることがあると思うのですが、基本的にはそのような時であっても絶対に無理に強引に教え込もうとするような態度はやめて、まずは子供を抱きしめてあげたり、褒めてあげたりして、子供自身のことをしっかり認めて愛してあげてから、その上で、「これは、こういう風にやるんだよ」とか、「これは、こうしないと危ないから、痛い痛いでダメなのよ」とか、「これができたら、こんな楽しいことがあるんだよ」とか、「これはこうして、こうやると、ほら、面白いでしょ」などという具合に、できるだけ子供が分かりやすいように親切丁寧に教えてあげて、その上で、できたら「あら、なんて賢いんでしょう!」とか、「まあ、これが出来るなんて、なんて素晴らしいんでしょう!」などという具合に、めいいっぱい褒めてあげればよいのではないかということです。

 つまり子供に何か教えようとする時に大切なのは、「お前は馬鹿だ」とか、「これが出来ないあなたは全然ダメなのよ」とか、「何をやっても、へたくそね」などいうような相手を全否定するような言葉や態度は絶対に出さずに、まずは子供自身の人格や努力を認めてあげて、その上で、その子の個性やレベルに合わせて順番にいろいろなことを教えてあげながら、とにかく少しでも進歩したら、あるいは一生懸命理解したり、覚えようとしていたら、そのたびに少し大げさなくらい褒めてあげることがとても大切なのではないかということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年12月10日 7:03 AM, 結婚、家庭



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