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本当に物事が、よく分かっているかどうか、ということは、物事の本質ややり方を、どれだけ手短かに簡単に分かりやすく説明できるかどうか、ということに尽きているようなところがある Part 1

1、本当に物事が、よく分かっているかどうか、ということは、物事の本質ややり方を、どれだけ手短かに簡単に分かりやすく説明できるかどうか、ということに尽きているようなところがある

 これは世間の人々によく知られているようで、あまり知られていないことなのではないか、と私は思うのですが、とにもかくにも、その人が、何らかの物事について、本当によく分かっているかどうか、ということは、その人が、いったいどれだけ簡単に、その物事の本質ややり方を、手短かに分かりやすく説明できるかどうか、ということに尽きているようなところがあるということなのです。

 ですから例えば、何か尋ねた時に、難しい専門用語ばかりをたくさん並べて説明しようとする人よりは、そうではなく、「ああ、これは素人の人には分かりづらいのですが、簡単に言うと、こういうことですよ」などというように、相手の理解や能力の程度に応じて、できるだけ簡単に分かりやすく説明できるような人の方が、その物事について、より深く理解できているということになります。

 ところが世間では、こうしたことは、なかなか理解されていないようなところがあって、多くの人々は、何となく、たくさんの専門用語ばかりを並べて、難しい言葉で話す人の方が、より賢い人物であるかのように錯覚してゆくことが多かったようなのです(ただし、何らかの専門分野の修得や、専門分野の人同士の会話には、その分野固有の専門用語の修得は、どうしても必要になりますが・・・)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年10月3日 9:01 PM, おすすめ記事 / 教育 / 知恵、正しさ



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