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現在の趨勢であると、近い将来、これまでの神仏の役割は、現在、発達中のコンピューターやロボットに、だんだん取って代わられる可能性が高くなってきている Part 8

現代の地球人類が、末永い平和と繁栄を得るために、注意すべき課題について

 そうすると、現代のような時代の流れのまま、地球人類は、このまま安穏と平和に生活し続けてゆけるのか、というと、おそらく、そうは行かなくて、神仏の人格や意思というものを、一切、認めずに、一方的に、人間の側の願い事やニーズを、神仏に求め続けようとするようなタイプの宗教形態は、私の予測だと、必ず、どこかの段階で、限界に直面して、終わりを迎えることになるのではないか、ということです。

 そうすると、いったい、どのような解決策が必要なのか、というと、これは、現在も、人類は、まだ模索中の問題なので、なかなか難しい、としか全く言いようがないのですが、要するに、現代の段階で、人類に必要なことは、だいたい、次のようなことになります。

 

1、これまで通り、神仏に対して、いろいろな願いやニーズを投影しても構わないけれども、その代わり、ありとあらゆる手段を尽くして、神仏の側の都合や考えや意思を、ある程度、尊重して、うまく合わせられない場合には、近い将来、これまでの時代のような、神仏と人間の協力関係は、終わりを迎えることになるだろう

 まず第一には、これは、民主的な考えとしては、全く当たり前のものになるのですが、要するに、宗教を通して、人間の側は、神仏に対して、何らかの願いや頼み事をしても、基本的には、全然、構わないけれども、ただ、神仏の側の都合や考えや意思に関しては、とにもかくにも、ありとあらゆる手段で尊重して、できるだけ、うまく合わせるようにしておかないと、霊的なエネルギーのバランスの関係上、絶対に、どこかで、神仏と人間の協力関係は、破綻することになってしまう、ということです。

 

2、特に現在の日本で、霊的宇宙的に、かなり問題があると思われる具体的な内容について

 第二には、これは、あまり聞いたことがないと思うのですが、アセンションが進行中の現在の段階において、創造主の側に、あまりに大変な負担をかけている、と思われるものは、だんだん段階的に縮小し、止めさせるようにしてゆく必要がある、ということです。

 

①宗教家として、「創造主」や、それに近い存在を名乗ったにも関わらず、その後、その客観的な証明に失敗した宗教に関しては、民主的、法的に、正当な手段で、大幅に縮小、止めるような方向に持ってゆくべきである

 代表的な例としては、大きく三つあるのですが、まず第一には、自らが、「創造主」、もしくは、それに近い存在として、公に公表し、信者を集めて、宗教を作るのであれば、それには、それなりの、その後の客観的な実績が必要である、と思われるのですが、もし、そうした公の主張と、その後の、その宗教の実態が、あまりにも大きく違いすぎている宗教に関しては、基本的に、民主社会では、不当な強制手段は使わないべきなのですが、民主的、法的に、正当な手段によって、原則、大幅に縮小させ、止めさせるような方向に持ってゆく必要がある、ということです。

※本当の創造主(神仏)でないところに、多くの地球人の信仰のエネルギーが、大量に流れてゆくと、いろいろな社会の混乱や天変地異の原因になるので、とても危険です。

 

②大日本帝国時代の「天皇教」の教主に当たる「天皇」を、国家の象徴や、国民統合の象徴にしていると、霊的には、一人一人の国民の「思想・信条の自由」の保障が、全く行えなくなるので、早急の憲法の修正が必要である

 第二には、現在の日本では、一方では、すべての国民に対して、「思想・信条の自由」を保障する、と言っておきながら、一方では、昔の大日本帝国時代の国教の教主に相当する「天皇」を、民主主義国家、日本の象徴とし、すべての国民統合の象徴にする、と書かれているために、霊的に見ると、ほぼすべての日本人が、まるで一昔前の「天皇教」の信者のような位置づけにされて、非常に迷惑を被っているようなところがあるので、これに関しては、できるだけ早い形で、憲法の修正が必要なのではないか、と思われます。

 それというのは、戦後、60年以上経つ、現在の日本人の標準的な感覚としては、大日本帝国時代とは、全く違って、どの人も、神道以外の、自分の好きな思想や信条を持つことを、全く当然である、と考えていることと、「天皇」という呼び名は、明らかに、たくさんある宗教の一つの「神道」における宗教的名称であると判断される上に(神仏を信仰している立場の「王」や「女王」の名称なら、多少、違うのですが)、現在の段階では、「天皇」という存在が、日本の象徴、並びに、国民統合の象徴にふさわしい、という考え方自体が、かなり現実的でないのではないか、ということが、理由になります。

※ちなみに、アセンションの進行している現代以降の時代において、こうした形で、多くの人々の「思想・信条の自由」、つまり、「霊性権(Spiritual Right)」を侵害するような状態が続く場合には、高次元宇宙の意思としては、今後の日本の安全、並びに、存在そのものに関して、霊的宇宙的に、全く保証することができなくなる、というような意思表示は、もうすでに、いろいろな手段で、明確になされております。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2012年7月31日 9:12 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 政治 / 教育



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