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そろそろ学校の勉強がバカらしくなってきた人のために―――短期間でテストの点数や成績をアップするための秘訣について Part 14

3、人間というものをより深く知るためには、いつも同じような人と同じような会話ばかりするのではなく、成績や好みも違えば年齢や性別も違うような、できるだけ多くの人々と幅広く付き合って、自分の人生観の拡大を図ってゆくのがとても大切である

 第三には、これも非常に問題が多い内容であるのですが、とにもかくにも現在の学校教育の現状であると、多くの人々は、いつの間にか何となく自分と気が合う同じ友達とばかり、ずっと長く付き合うような状況になりがちなのですが、これはその人の人生観の獲得の上でかなり大きな問題を引き起こすことが多いので、私は自己防衛策として、学校に所属している間には、単に自分と似たような友達とばかり付き合うのではなく、成績や好みも違えば、また年齢や性別も違うようなできるだけ多くの人々と付き合って、自分の人生観の拡大を図るのが賢明なのではないか、というように率直に考えております。

 ここで重要なのは、次の三つです。

 

①学校の授業のように単なる傍観者になるのではなく、まるでテレビのアナウンサーのように相手に対して積極的に自分の疑問をぶつけたり、相手の得意なことや関心のあることを聞き出したり、親の職業の話を聞いたりしながら、いろいろなことを教えてもらう

 まず第一には、ちょっと最初は馬鹿みたいに思われるかもしれないのですが、自分は学校の生徒なのではなくて、テレビのアナウンサーか何かだと思って、できるだけ多くの人に学校の授業のように単に受け身の傍観者になるのではなく、できるだけ積極的に自分の疑問や相手のよく知っている得意なことや関心のあることや、あるいは親の職業などについて、いろいろと質問してみることです。

 もちろん相手が嫌がるような質問をして、いつまでも無理に食い下がるような必要性は全くないのですが、ただ現在の学校の様子を見ていると、多くの人々が、これだけたくさんのバックグラウンドの違いを抱えているにも関わらず、テレビとか、ゲームやマンガとか、ほとんど同じような話題の話しかしていないというのは、私は非常にもったいないことであるというように感じるので、それゆえ、できれば多くの人達に自分の感じるいろいろな質問をして、いろいろなことをできるだけ積極的に教えてもらうというのは、とても大切なことなのではないか、というように私は考えております。

 

②自分の仲のいい人、悪い人などとそう簡単に決めつけずに、できるだけ多くの人々と自分の楽しみを中心に適度に付き合い、適度に距離を取るというような人間関係上の良い習慣を持つ

 第二には、これは学校に長くいると、いつの間にか自然に強要されてくるような不思議な人間関係の習慣であるのですが、多くの人々は、学校にいるうちに何となく自分と親しい人と、そうでない人というのをかなりはっきりと二種類に分別してしまうような妙な習慣をつけてゆきがちなのです。

 それゆえ、私はこうした友人との関係においては、ある人とある程度親しくなったら、今度は別の人とも付き合うけれども、それで「前の友人とはもうさよなら」といった状況には決してせずに、どの人とも適度に付き合い、適度に距離を取るというような人間関係上の習慣を持った方が、人生というのはより楽しくなるのではないか、というように率直に感じております。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月4日 6:03 PM, コラム / 教育



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