Light Symbol

そろそろ学校の勉強がバカらしくなってきた人のために Part 18

2、学歴信仰に流されずに、もし自分が将来やりたい職種や仕事が決まっている場合には、それにふさわしい学歴やキャリアを築けるような進路コースにいち早く変更した方が、長い目で見るとより良い人生が送れるのではないだろうか

 第二には、これは現在の日本の学校制度の潮流とは全く正反対の流れになってくるのですが、前にも述べたように、もし自分としては、「この仕事が絶対やってみたい」というようなものがはっきり見つかった場合には、現在の日本の学校制度のように「中卒よりも高卒の方が上、高卒よりも大卒の方が上」などと考えて、必要もないのに大学進学するなんてことはもう止めて、「自分が一番これがしたい」と思えるような仕事につくための学歴やキャリアを築くための進路コースをいち早くとるべきです。

 こうした行動をとるには、結構それなりの勇気が必要なものなのですが、それというのも現在の日本の学校であると、他人と違うことをすると何となくものすごく恥ずかしいというか、身の狭い思いをすることが多いために、何となく「みんながこうするから、自分もこうする」というような形で、別に自分が心から望んでいるわけでもないのに大学進学を目指したり、有名大学への進学を目指すような人がかなりの人数いるからなのです。

 それゆえ私は、そのような形で「他の人がするから自分もする」というような進路決定の選択は、この際、長期的な自分の人生の幸福や満足という観点からいったんやめて、もし自分が「将来はこういう仕事がしたい」ということがはっきり決まっている場合には、できるだけ早くそうした仕事につくための学歴や仕事のキャリアを積むための人生選択をするべきであるというように考えております。

 それというのは、これはいったんそうした仕事の世界に入ってしまうとよく分かるのですが、実は、たいていの仕事は、その人の年齢の上下なんてあまり関係なくて、そうではなく、その仕事についてからの年数や経験の度合いによって、その人の評価が決まってくるようなところがあるからなのです。

 つまりある仕事の場合、大卒で22歳で入社しても、もしそれ以前の18歳からその業種に入っていた人がいた場合には、場合によっては、どっちが上でどっちが下だか全くよく分からなくなるようなことが現実の社会だとよく起こるのですが、それもこれも実際の仕事では、なんだかんだ言ってもその仕事に就いて、いったいどれくらい年数が経ち、いろいろな実務を覚え、またいろいろな経験を積んできているかということが非常に重要になってくるようなところがあるからなのです。

 それゆえ私は、これは「自分は将来、こういう仕事をしたい」ということがある程度はっきり決まっている人に対して言っていることなのですが、もしそのような形で自分の将来やりたい仕事が決まっている場合には、あまり学校の中で無駄な時間を過ごさずに、そうして自分がやりたい仕事のための学歴や仕事のキャリアをつけるための進路コースにいち早く変更した方が、長い目で見るとより良い人生が送れるのではないかというように考えております。

 

 続く・・・

 

 追伸

 原稿がなくなったので、続きは、不定期になります・・・。

 

Cecye(セスィエ)

2011年12月5日 6:03 PM, 教育



«

»

おすすめ記事

過去の記事