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Q&A 亡くなった人々とコミュニケーションするには、いったい、どうすればよいのか? Part 4

 さて、このようなことを基礎にして、ここから、もうすでに亡くなった人と、いかにして、コミュニケーションをとるのか、ということについて、述べてゆきたいと思います。

 大まかに要点を言うと、だいたい、次のような五つの内容になります。

 

1、日常の雑事に追われて、荒い雑々とした精神状態になっている場合には、ゆっくりとした呼吸法の実践によって、自分自身の心の状態を、より穏やかで落ち着いた、平安で精妙な精神状態に整える必要がある

 まず第一には、基本的に、あまりに仕事や家事などに追われて、雑々とした荒い精神状態では、そうした霊的なコミュニケーションというのは、全く無理なので,そうではなく、少し時間をとって、何度か深い深呼吸を繰り返したりしながら、少しずつ自分自身の心の状態を、より穏やかで落ち着いた、平安で精妙な精神状態にしてゆきます。

 それというのは、日常の雑事に追われて、いろいろな悩みや問題を深く抱えているような状態であると、「よく似た精神状態の存在が、お互いに引き寄せやすい」、というような霊的な法則によって、いろいろな悩みや問題を深く抱えた、あまり良くない何らかの霊のようなものが近づいてくることが多いので、そうした際には、基本的には、まずは自分自身の悩みや問題をある程度、解決してから、そうした霊的なコミュニケーションにのぞむようにしておかないと、そうした荒い精神状態での霊的存在との交流は、場合によっては、何らかの霊的なトラブルや精神病の入り口になってしまうことすらあるので、非常に注意が必要である、ということです。

 

2、たとえ、穏やかで平安な精神状態で、霊界の存在とコミュニケーションをはかろうとしても、自分の肉体や服装や部屋や家が汚れていたり、相手の霊の都合が合わない場合には、うまくコミュニケーションできないケースもある

 第二には、そうした穏やかで平安な精神状態の時に、自分の心の中で、自分のコンタクトしたい霊的な存在に対して、自分の思いを向けて、心静かに自分の心の中での会話をしてみればよい、ということになります。

 ところが、ここで難しいのは、これは、実際にやってみると、よくわかるのですが、そのようにして、自分の心の中で、何らかの霊的な存在に話しかけたとしても、実際には、何の返答もないケースや、また場合によっては、「ちょっと、これって、かなりまずいんじゃない」、と思われるような変な答えが返ってくることがある、ということなのです。

 これは、なぜなのか、というと、原因としては、大きく二つ考えられるのですが、まずは、とにもかくにも、そうした霊的な交流をしようとしている自分自身の肉体や服装や、あるいは、家や部屋があまりに汚れてしまっているために、ある程度、きれいに澄んだ霊界にいる霊的存在とは、全く釣り合わないために交流が不可能なケースがあります。

 もう一つの理由は、これは、言いづらいのですが、相手の霊によっては、本当にそうした霊的なコミュニケーションが、全く不可能なケースがあるのです。

 その理由は、極めて簡単なのですが、簡単に言うと、こちらの状況と向こうの相手の状況があまりに違いすぎて、コンタクトが出来ないケースであるのですが、この場合、地上の世界風に向こうの状況を説明すると、「今、とても重要な仕事に関わっているので、とてもではないが、そんな興味本位のコンタクトには、全く応じられない」、とか、「霊界にいる自分自身の問題の解決の方が遥かに大変なので、地上の世界の人間が、いったい何を言っているのか、全然わからない」、などというようなケースになります。

 ですから、こうしたケースの場合には、少し時間を変えて、別のタイミングで、そうした霊的なコミュニケーションをはかった方が賢明である、と言えるでしょう。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年9月10日 9:11 PM, Q&A  / スピリチュアリズム、霊界 / 瞑想



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