③できるだけ年齢の上下や性別の差に関わりなく、いろいろな人と話して、いろいろな物の見方ができるようになることがとても大切である
第三には、これは人間関係の上ではかなり難しい種類の内容になってくるのですが、できるだけ若いうちから人間の年齢の上下や性別の差に関わりなく、いろいろな人と話して、いろいろな物の見方ができるようになることがとても大切なのではないかということです。
つまり自分と同じ年齢の人ばかりでなく、違った年齢の人とも、また自分と同じ性別の人とばかりでなく、自分が男の子なら女の子とも、また自分が女の子なら男の子とも普通に会話したり、付き合ったりすることができるようになるのが本当は望ましいということです。
この際に大切なのは、よく学校に行っていると、男女が仲良くしているとすぐに付き合っているとか、いちゃいちゃしてるなどと言われて、からかわれることが多いのですが、そうした価値観とははっきり距離を置いて、相手が男であっても女であっても、「自分は一人の友人として、あなたに興味があるので、いろいろ話をしてみたい」ということを相手に素直に伝えて、できるだけたくさんの人と普通の友人としての人間関係を築くことがとても大切なのではないか、というように私は率直に感じております。
実は、こうした異性との友人関係をうまく築けないと、大人になってからも、いつまで経っても異性と付き合うのが苦手な人が、現在の日本では非常に多く出てくることになっているのですが、これは霊的にはかなりはっきりしていることなのですが、はっきり言って霊的に見る限り、人間の男女の違いというのは、単なるちょっとした肉体の形の違い程度のものとしか認識されず、実際には多くの人々は男性として生まれたり、女性として生まれたりというような男女間の生まれ変わりをものすごく数多く体験していることが多いので、本当は霊的に見ると現在の学校で教え込もうとしているほど男女の違いというのは、ほとんど皆無であったということなのです。
こうした観点から考えてみるに、私は別に学校であるからと言って、「男の子に話しかけると、ものすごく恥ずかしい」、とか、「女の子に話しかけると、ものすごく恥ずかしい」、というような変な思い入れはできるだけ克服して、相手が男の子であっても女の子であっても、できるだけ普通に単なる友人としての人間関係を築いて、お互いの見方や感じ方をいろいろ意見交換することはとても大切なことなのではないか、というように率直に感じております。
Cecye(セスィエ)