今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。
現在まで多くの地球人が体験してきた低次元世界と物質世界の間の無数の輪廻転生は、暗闇の勢力の邪悪な陰謀によるものであった
前回述べたような内容というのは、巷のスピリチュアリズムや霊能関係の本などにおいても、時々、細かく説明されているような内容の一つであるのですが、ところが、もし、現在の、こうした地球の混乱した霊的な状況というものが、単なる自然の成り行きの結果、いつの間にか、できあがってきてしまったようなものではなく、そうではなく、このブログにおいて、何度も述べているような闇の勢力によって、意図的に仕組まれたものであったとしたら、一体、どういうことであったのか、ということが、実は、今、ここで述べたい内容の趣旨であるのです。
それというのは、これは、これまで述べてきたような霊的知識や宇宙的な情報というものを踏まえて、ある程度、冷静に論理的に考え直してみれば、おそらく、誰でも分かるような内容なのではないか、と私は思うのですが、もし、現在のような、こうした地球の霊的な状況というものが、何者かが、意図的に仕組んで、入念に計画的に作り上げたものであるとするならば、大体、以下のような二つのカラクリであったのではないか、ということなのです。
まず第一には、これは、前に述べたような地球全体における大々的なタイムジャックがあった、ということを前提にして述べているのですが、要は、闇の勢力の連中は、地球全体の波動を押し下げて、自分達としては、地上の世界からは、ほとんど全く認識できないような、もう一段上の高次元の世界(と言っても、大して高い世界ではないのですが)に、自分達のベースとなる秘密基地のような領域を確保した上において、地球上の人間の知性や能力を、それ以前の状態からは、著しく下げた状態にして、その上、人間の寿命に関しても、それ以前の状態と比べて、ものすごく短くする、というような惑星規模の陰謀を張り巡らせてきた、ということです。
それでは、こうした状況においては、一体、どのようなことが起きるのか、というと、まずは、どんなに優秀な魂であったとしても、この地球に、何らかの使命を持って、生まれ変わってきた場合、たった一回の人生では、ほぼ確実に、自分としては、全く納得のいかないような人生の結果になってしまうので、その結果、そうした魂というのは、ほとんどすべてのケースの場合、一回と言わず、本当に、何回も何回も、肉体を持って、地上の世界に生まれ変わってきては、そうした使命の続きをやり続けなくてはならないような状況になってしまいがちであった、ということです。
それから、第二には、これは、もっとひどい話であるのですが、前に述べたような肉食の習慣を初めとして、この地球においては、人間として、あるいは、他の生き物として、人生を送ると、本人としては、全く気付かないうちに、つまり、本人としては、全く何の悪意も落ち度もないはずなのに、いつの間にか、そうした霊的、あるいは、宇宙的な目で見ると、ものすごい罪悪や間違いに相当するような悪の行為をやらされてしまう、とか、あるいは、その反対に、そうした、ものすごい苦痛や悲劇性を伴う犯罪行為のようなものの犠牲者にされてしまう、というような邪悪な陰謀が、大々的に張り巡らされていた、ということです。
それゆえ、このような状況においては、はっきり言って、どんなに優れた魂であったとしても、この地球に生まれると、いつの間にか、ものすごい罪悪感や不幸な感覚に苛(さいな)まれるようになる、とか、あるいは、いつの間にか、自分の心の奥に、ものすごい恐怖心や絶望といった心の闇を抱えるようになってゆくので、その結果、周りの人々や自然の動植物に対して、非常に根深い怒りや憎悪の感情を持つようになる、というような事態になってくるのです。
そして、もし、こうした陰謀が、この地球上のほとんどすべての領域で、ほぼ完璧な形で張り巡らされているような場合においては、基本的に、この地球上で、たくさんの人間や生物が、肉体を持って生活しているだけで、地球の周りの時空間には、非常に大きな真っ暗で澱んだ低波動のエネルギーが蔓延するようになってくる、ということと、もう一つは、こうした状況の惑星に生まれ変わった場合においては、原則、よほどの幸運にでも恵まれない限りにおいては、ほとんどマイナスのカルマに押しつぶされるような形でもって、ほぼ半永久に、物質世界と、その周辺に広がる、そうした低次元の宇宙領域の間の輪廻転生のサイクルから絶対に抜け出せなくなってしまう、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年6月28日 9:03 PM, アセンション・シリーズ 4