今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。
「古代の理想郷」のような高次元世界の宇宙の創造プロセスと、地球の属するような低次元世界の物質宇宙の創造プロセスは、もともと、全く違ったものであった
つまり、この宇宙の最初の創造のプロセスとしては、古代の理想郷の世界の創造のような、本当に光や希望に満ち溢れた形での、高次元宇宙における光の新世界の創造プロセスと、それ以降、地球や、この宇宙全体の時空陥没、あるいは、低次元化によって発生したカオス的状況、つまり、暗闇や混沌の中から発生することになった、現在の物質宇宙の創造プロセスの、大きく二つの宇宙の創造プロセスがあった、ということなのです。
前者のような古代の理想郷の創造プロセスというのは、本当に光や栄光に満ち満ちた、この宇宙の創造主の素晴らしい活躍による光の新世界の創造であったのですが、それが崩壊した後の、現在の地球が属するような低次元の物質宇宙の創造プロセスというのは、高次元宇宙のような光の世界における宇宙の創造ではなく、低次元宇宙における、本当に暗闇と混沌だけが、果てしなく、その世界のすべてというすべてを満たし尽くしているような、ほとんど極限の極限と言ってもよいような状況からの、全く無からの宇宙の創造であったために、はっきり言って、いくら、もともと大天才で大努力家であった、この宇宙の創造主のような存在であったとしても、本当に気が遠くなるような無限の時間の中で、本当に、一つ一つ、コツコツと、まるで砂浜に砂の山を作り上げるような無限の努力を積み重ねることによって、この宇宙の創造を、何度も試みることになってしまっていた、ということなのです。
ところが、そうした、この物質宇宙の創造のための努力や試みというのは、いつも、まるで決まり切った運命でもあるかのごとく、突然、彼の前に現われてくる未知の暗闇の存在達、つまり、彼の創った宇宙の時間の最後の果てに現われてくる最強最悪の悪魔達によって、阻まれてしまい、いつも、あと、もう一歩、というところで、うまくいかずに、結局、彼らの餌食にされて、彼の創った宇宙は、何度も何度も、大崩壊に見舞われる、ということを、本当に星の数ほど、えんえんと繰り返し続けることになっていた、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年6月23日 9:06 PM, アセンション・シリーズ 4