5、民主主義においては、政治家は、その地域の人々の最大多数の意見や利益を反映した、その地域の代表的な人物であると共に、その地域という企業の社長のような存在であるので、その地域の人々は、単に選挙の時だけでなく、常に、その地域一丸で、まるで自分の属する会社の経営を知ったり、サポートするようなつもりで、そうした政治活動を支援してゆくことが、とても大切になってくる
第五には、これは、ここまで読まれた方には、ある程度、推測できるのではないか、と私は思うのですが、その地域で、政治家を選出する場合には、常に、次のような四つの基本原則を、その地方の人々は、しっかりと守った方がよいのではないか、ということです。
1、民主的な選挙においては、その地域の人々の最大多数の意見や利益を反映した、その地域の代表のような人物を決めることになるので、選挙の際には、決して、棄権せずに、それぞれの候補者の選挙公約と、過去の実績をよく調べて、その地域の代表にふさわしい人物を、しっかりと選んで、投票することが、大切である
まず第一には、選挙の際には、たとえ、どんな人物が選ばれるにせよ、その地域で選ばれる政治家は、民主的な手続きによって、多数決の結果、その地域の人々における最大多数の意見や利益を反映した、その地域の代表のような人物を決めることになるので、決して、棄権せずに、その候補者の選挙公約や、過去の実績を、よく調べて、その地域の代表にふさわしい人物を、しっかりと選んで、投票することが、非常に大切である、ということです。
2、自分の地域の政治家が、その地域の最大多数の意見や利益を代表するような、公約を掲げていないと感じた場合には、民主主義国の市民としては、できるだけ多くの人々を巻き込んで、その政治家に、自分達の意見や要望を、政治に反映するように、直接、コンタクトしてみた方がよいケースもある
第二には、もし、その際に、そうした候補者のうち、特に有力と思われるような候補者が、その地域の最大多数の意見や利益を代表するような公約を、しっかりと掲げていない、つまり、自分や自分の身の回りの人々の意見や要望を、しっかりと満たしていない、と感じた場合には、単に投票しない、とか、単にその選挙を棄権する、というような手段のみならず、できれば、思い切って、そうした候補者か、その事務所の人などに、自分達の意見や要望を反映するように、コンタクトしてみた方がよいケースもある、ということです。
それというのは、そうした政治家の候補者の人々というのは、これは、当の本人の立場に立って、考えてみれば、よく分かるのですが、自分のことを、よく知ってくれようとしており、それから、話さえ分かってくれれば、自分のことを、より積極的に支援したり、さらには、確実に投票に来てくれるような人が、一人でも数多く増える、ということは、常に常に、本当に心から望んでいることであるからなのです。
それゆえ、前に述べたように、政治家は、どうしても、その地域の有力者や、一部の口うるさい人々の要望の方を、わりと優先して、いろいろ実行してくれやすい、というような現在の政治状況をうまく利用して、この際、自分達も、政治を、単に遠くから傍観しているだけではなくて、できるだけ多く、自分の身近な人々を巻き込んで、そうした、ちょっとした地方の有力者や、政治家の支援者みたいな立場に、積極的に立つように心掛けることによって、政治に対して、いろいろと影響力を与える側の立場に立ってゆく、というようなことが、本当は、民主主義の市民の役割としては、非常に重要なのではないか、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年6月1日 6:02 PM, 政治