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高次元宇宙(正世界)に活動根拠を持つ「光の勢力」と、低次元宇宙に活動根拠を持つ「闇の勢力」 Part 4

③ 光の勢力とは、高次元宇宙から、やってきた光の存在達の守護と指導の下に活動している人や団体のことであり、その反対に、闇の勢力とは、低次元宇宙から、やってきた闇の存在達の守護と指導の下に活動している人や団体のことである

 第三には、これは、さらに、ややこしい話なのですが、実は、この物質世界というのは、今述べたような、正世界とも、また、反世界とも全く違った、この宇宙の創造主が、苦労に苦労を重ねて、特別に創り上げた、言ってみれば、かなり特殊な「中世界」のような場所になっている、ということなのです。

 この説明は、まるで、この宇宙のすべての歴史を、たった数行で、要約して、述べるようなものなので、特に、非常に難しいところがあるのですが、要は、今述べたような正世界にしても、また、反世界にしても、元々は、単なる思念上の存在、というか、言ってみれば、単なる空想上の存在に過ぎないような要素があったので、そうした光と闇の時代の混乱の完全収拾のために、この宇宙の創造主が、そうした正世界でもない、また、反世界でもないが、しかしながら、ある意味では、正世界でもあり、また、反世界でもある、というような、そうした正世界の要素と反世界の要素を、うまく完全にミックスしたような形で、過渡的な形態として、創造していったのが、現在、私達が認識している、この物質世界である、ということなのです。

 ですから、この物質世界というのは、言ってみれば、正世界的な要素も、はたまた、反世界的な要素も、すべて、ぐちゃぐちゃに散りばめた、はっきり言うと、ちょっと訳の分からない万華鏡のような世界であるということなのですが、それにも関わらず、この宇宙の創造主の、ものすごい叡智と努力によって、何とか秩序と調和が保たれている、というような、言ってみれば、本当に過渡的な形態の「中世界」のような所であった、ということなのです。

 それゆえ、これは、昔から多くの人々に、非常に不思議がられていた内容なのですが、この物質世界というのは、非常に硬くて、ガチガチの「物質的な存在」があったかと思うと、それとは全く違った、物質的とは言いがたい、透明な目に見えない「霊的存在」もある、などというように、物質的な存在と、霊的な存在が、ある意味で、一緒に存在し得るような非常に変わった世界であった、ということなのですが、ところが、ここで一つ問題になってくるのは、この物質世界というのは、今述べたような、高次元宇宙の正世界から、やってくる「光の存在達」と、その反対に、低次元宇宙の反世界から、やってくる「闇の存在達」の両者が、力関係的には、ほぼ折衷(せっちゅう)するような形で、常に常に働きかけるような、かなり混乱した世界になっていた、ということなのです。

 それゆえ、昔から宗教などにおいては、目に見えない霊的存在の中には、優しい愛深い光の存在達(別に、いつも光っている訳ではありませんが)と、意地悪で邪悪な闇の存在達(これも、いつも真っ暗な訳ではありませんが)の両方がいるので、そうした光の存在達と闇の存在達との関係において、どっちにもつかずに、うまくバランスをとって、何とか最高に幸せに生活するための方法や、あるいは、光の存在か、闇の存在か、そのいずれかに、はっきりとついて、その守護や指導の下に、最高に幸せに生活するための方法が、いろいろ模索され続けてきた、ということなのですが、その結果、この地球上に、次々と成立していったのが、古今東西のたくさんの宗教であった、ということなのです。

 ところで、こうした観点から見た場合、光の勢力と闇の勢力というのは、一体、何なのか、というと、これも説明が、ものすごく難しいのですが、そうした霊的な存在達の中でも、高次元宇宙の正世界から、やってきた光の存在達の守護や指導の下に活動している宗教や、それに類する活動を行っている人や団体を、「光の勢力」、そして、その反対に、低次元宇宙の反世界から、やってきた闇の存在達の守護や指導の下に活動している宗教や、それに類する活動を行っている人や団体を、「闇の勢力」と呼ぶことができる、ということです。

 このように、高次元宇宙と呼ばれる正世界に、その活動の根拠がある人や団体を、「光の勢力」、それから、低次元宇宙と呼ばれる反世界に、その活動の根拠がある人や団体を、「闇の勢力」と呼ぶことができる、ということが言えるでしょう。

 

Cecye(セスィエ)

2011年4月18日 9:31 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 時間と空間の秘密



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