Light Symbol

たいていの人は、20世紀から21世紀の現代の時代を、地球系の生まれ変わりの最初の出発点と最後の到達点にしている

 今回は、物質世界の時間の概念についての説明の16回目になります。

 

たいていの人は、20世紀から21世紀の現代の時代を、この地球系の生まれ変わりの最初の出発点と最後の到達点にしている

 これは、よく考えないと非常に混乱しそうな内容になるのですが、前にも述べたように高次元世界からの霊的な認識を通して見てみると、現在の地球の物質世界には、過去、現在、未来と、順々に流れてゆく時間など全く存在せずに、まるで過去と現在と未来が完全に一セットになった、一つの制約された時空間のまとまりがあるだけのように見えてくるということなのですが、そうした目で見てみると、この地球系の時空間のセットの場合、たいていの人は、20世紀から21世紀ぐらいの現在の時間における人間や、その他の生物としての生まれ変わりを一つの出発点にして、そこを中心に過去や未来のいろいろな時代のいろいろな地域に、次々と生まれ変わるようなスィチュエーションになっているような人達が、ほとんどすべてであるということなのです。

 こうした多くの人々や生命達の非常に複雑な生まれ変わりの状況を、時間的な因果関係の中で詳しく説明しようとすると、ものすごく長い説明が必要になるので、ここでは省略しますが、要するに要点だけ述べると、次のような三つの内容になります。

 まず第一には、この地球系の時空間の世界の中で、人間や、それ以外の生き物として、最初の生まれ変わりを体験した人生というのは、今述べたように、たいていの人は、20世紀から21世紀の現代の時代が非常に多いということです。

 第二には、そうした最初の生まれ変わりの結果、たくさん抱えることになった、それぞれの魂の強い希望や、満たされない深い欲求を叶えるために、それ以外の過去や未来のさまざまな国や地域へのたくさんの生まれ変わりを経験することになった魂が、この地球には非常に多いということです。

 それから第三には、これはアセンション系の霊的な書物や情報において、現在、非常に盛んに言われているような内容の一つであるのですが、そうしたいろいろな時代のいろいろな地域へのたくさんの生まれ変わりを経験した結果、ある程度、満足できるような経験や成果を得られた多数の魂達が、現代の20世紀から21世紀ぐらいの時代の地球に再び、たくさん生まれ変わってきていて、そして、こうしたたくさんの魂達が、今後のアセンションを明確な境にして、この地球系の生まれ変わりの輪廻の世界から完全に抜け出し、元いた高次元の光の新世界への新たな旅立ちを始めようとしている、というか、現在、この地球系の光と闇の世界からの永遠の別れを、かなり強く熱望するようになってきているということなのです。

 つまり、ここで言いたいことは、巷の古い宗教などでよく説かれているような、過去、現在、未来と時間的に順々に並んで、肉体的に生まれ変わるような人間や生物の生まれ変わりというのは、一時代前のあまり難しいことを言っても、よく分からないような人達向けの生まれ変わりの説明なのであって、実際には、たいていの人の場合、古い古代の時代から現代の時代まで時間を追って、順々に生まれ変わってきたのではなく、20世紀から21世紀ぐらいの現代の時代を一つの出発点にして、そこから過去や未来のいろいろな時代のいろいろな地域に、はっきり言うと、時間的な前後関係はほとんど完全に無視して、あっちこっちと、いろいろな人生を経験した後に再び、現代の20世紀から21世紀の時代に新たに生まれ変わってくると、ここを、そうした地球系の時空間の世界の中でのたくさんの生まれ変わりにおける最終的な到達点にして、その後は、この地球以外の高次元の光の世界に再び旅立とうとしているようなケースが非常に多いということなのです。

 

 続く・・・

 

 追伸

 前の時間の話の原稿の続きです。ちょっと学校の話は非常に硬い、というか、重たいところがあるので、少し軽くするために間に入れました。

 

 最近、このブログを見始めた方がいらしたら、今は教育の話が多いので、アセンションの話については、もう少し前の記事を見てくださると、多分、興味のある話が見つかるのではないかと思いますので、そちらの方をご覧ください。

 

Cecye(セスィエ)

2010年10月5日 10:07 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密



«

»

おすすめ記事

過去の記事