今回は、時間の概念に関する説明の11回目になります。
これは最近のニューエイジ系の書物や情報では、ほとんど当たり前の概念のような扱いになってきているような内容なのですが、実は高次元の世界の人々の目から見た場合、私達物質世界にいる人間の見方とはかなり違って、物質世界にいる私達人間が、普段感じているような、過去、現在、未来と次々と連なってゆくような時間的な因果関係というものが、ほとんど存在しないように見えているということなのです。
これは前に述べたような高次元の世界の人々から見た、この物質世界の姿というものがよく分かっていないと、なかなか理解しづらい内容になってきてしまうのですが、ここでは、そうした高次元の世界の人々から見た、この物質世界の時間の様子について、三つの点から説明したいと思います。
1、本当は、この物質世界では、過去が原因になって、未来の出来事が起きることも、また、その反対に未来が原因になって、過去の出来事が起きることも両方、頻繁に起きていた
まず第一には、これは物質世界にいる私達の感覚や認識からだと、かなり分かりづらい内容になってしまうのですが、高次元世界にいる彼らの目から見ると、この物質世界の歴史、というか、時間の流れにおいては、過去の出来事が原因になって、未来の出来事が起きることもあれば、その反対に未来の出来事が原因になって、過去の出来事が起きるようなことも、よくよく頻繁に起き続けているように見えていたということなのです。
これは現代の考古学においても、よくよく調べたり、考え直したりしてみれば、すぐに判明できるような、わりと簡単な事実なのではないか、と私は思うのですが、たとえば、現代のアメリカや日本で起きたことが元になって、それが未来の時代だけでなく、何百年前や何千年前の過去の時代に反映されて、何らかの歴史的な出来事が起きたなどということが、この地球の歴史では、本当に数えきれないほど、たくさん起きていたということなのです。
ちょっと分かりづらいので具体的に例をあげると、現代のピストルやミサイルとほとんど同じような発想で作られた、何百年前、何千年前の武器なんて、世界中、ほとんど、どこの地域からでも発見できますし、また、なかには、「これって、現代の地球の機械製品や武器でしょ」などというような考古学的な遺物というのも(これは、もし発見されたとしても、すぐにうやむやにされて隠されてしまうので、なかなか表に出てこないことが多いのですが)、はっきり言って、世界中の研究室や倉庫の中には、実際、もうすでに山のようにあるというような私達、普通の市民には隠された事実というのがあります。
このように高次元の世界の観点から見ると、現在の物質世界というのは、過去、現在、未来というような時間の壁を越えた人間の意識の影響や、それから前に述べたようなタイムマシンの活動によって、実際には、過去から未来にも、また未来から過去にも、かなり自由自在に情報や物のやりとりがあるような、はっきり言うと、ほとんどタイムレスな世界に見えていたということなのです。
追伸
先週も結構、大変だったのですが、信じられないことに、いまだに、とりあえず綱渡りのように記事(ブログ記事のこと。つまり、このブログの文章のことですが・・・)の更新が続いております。
何度も繰り返し言いますが、ここの時間の概念の説明というのは、本当にややこしくて、面倒くさいにも関わらず、これがよく分からないと、いつまで経っても、この物質世界が、霊界から見ると、まるで迷路みたいに見えるということの意味がよく分からないので、もうしばらく、こうした時間の概念に関する説明を続けたいと思っています。
Cecye(セスィエ)
2010年9月26日 9:31 PM, 時間と空間の秘密