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低次元宇宙を支配する横向きの時間の流れと、高次元宇宙を支配する縦向きの時間の流れ

 今回は、時間の概念に関する説明の12回目になります。

 

2、この宇宙には、高次元宇宙の時間の流れである縦向きの時間の流れと、低次元宇宙の時間の流れである横向きの時間の流れの、大きく二種類の時間の流れが同時に流れていた

 第二には、これは少し理解が難しい内容なのではないか、と思うのですが、実は、この物質世界の時間の流れの中には、前から説明しているような過去から未来に向かって、前後に流れてゆくような、いわゆる横向きの時間の流れと、それとは本質的に異なる、下から上に向かって、上下に流れてゆくような、いわゆる縦向きの時間の流れの両者があったということです。

 その詳しい説明は、ここでは省略しますが、要は、前に述べたような行ったり来たりを繰り返し続けるような往復系や回転系の時間の流れというのは、いわゆる、ここで言うところの前後に流れる時間の動きに当たるのですが、それとは本質的に異なるような、ちょっと高次元世界から見てみないと、よく分からないような異質な時間の流れというのが存在していて、それが、いわゆる今述べたような縦向きに流れる時間の動きに当たっているということなのです。

 細かい説明をしている時間がないので、簡単に要点のみを書くと、こうなります。

 まず、横向きの時間の流れというのは、現在、私達が体験している物質世界の時間の流れそのものなのですが、これが高次元の世界から見ると、本当は、まっすぐに進んでいなくて、結構曲がったり戻ったりと、行ったり来たりを繰り返すような、はっきり言うと、かなり頼りない、一種の「相対時間」と言ってもよいような時間の流れであるということです。

 それに対して、縦向きの時間の流れというのは、これは基本的に高次元宇宙で流れているような時間の流れになるので、この物質世界の時間の変動には一切関わりなく、一定のスピードでもって、同じ方向に流れ続けているような時間の流れということになるので、こちらの方は、かなり頼りがいがある、というか、一種の「絶対時間」と言ってもよいような時間の流れであるということが言えます。

 つまり、横向きの時間の流れというのが、この物質世界を支配している、行ったり来たりを繰り返すことすらあるような、かなり頼りない時間の流れであるのに対して、縦向きの時間の流れというのは、高次元世界を支配している、常に一定のスピードで、同じ方向に流れてゆくような、かなり信頼性の高い時間であるということになるのですが、実は、アセンションというのは、この低次元世界を、そのまま象徴するような横向きの時間の流れの世界が終わって、その後、高次元世界を象徴するような縦向きの時間の流れの世界に移り変わるということの別の表現であった、ということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年9月27日 9:35 PM, 時間と空間の秘密



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