※あと現在、アメリカ政府はウクライナに対して、これまでの軍事援助の見返りにレアメタルなどの権益を譲るように求めているわけですが、はっきり言って、これまでの世界情勢の流れから予測すると、ウクライナがロシアに占領されずに、きっちりと独立を守って、ヨーロッパ諸国の仲間入りを果たした段階では、ほぼ間違いなく、自国で調達できないものについては、その後も数十年以上に渡って、アメリカやヨーロッパなどの国々から、かなり高額な防衛装備品をたくさん調達するようになるのは、ほぼ確実なわけです(誰でも知っているような話ですが、普通は、あまりはっきりと言わないだけの話です)。ですのでウクライナの人々が、自分達の意志で「ロシアの侵略から国を守りたいので、なんとか協力してほしい」という政治的な立場をとっている間は、欧米の国々としては、ロシアの侵略からウクライナの独立をきっちり守れるように協力してあげることが、世界全体の平和や繁栄のためにも、とても大事なのではないか、というように私は考えております。
※また、以前からロシアは、「NATOの東方拡大がロシアの脅威になっている」という主張をしてきたようです。しかし、以前からNATOの国々は、ロシアの軍事的な脅威とならないように「ロシアなどの旧ソ連系の国々も、NATOの平和的なパートナーである」というようなきっちりした働きかけをずっとし続けてきたし、また、ここ数年のロシアとウクライナとの間の戦争の経緯を見ても、欧米の国々は、ウクライナに軍事的な援助はすることはあっても、決して欧米の国々自体がロシア軍と直接衝突することがないように、かなり細心の注意を払って、行動してきた、ということは、かなりはっきりしているのではないか、と思われます。ですので今後、どの程度時間がかかるかは、まだあまりはっきりとは言えないのですが、ロシアの政治的な立場としては、「NATO、あるいは欧米の国々は、決してロシアを攻撃するような意志はなく、単に不当な侵略をされないために相互防衛的な軍事同盟を結んでいるだけなので、当然、そうしたNATOの国々とも、ロシアは平和的に共存してゆくことは十分に可能である」というような政治的な認識に改めてゆくことが、とても大事なのではないか、と思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2025年3月6日 9:05 PM, 予知、予言、未来予測 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事