Light Symbol

2025年以降のアメリカの政治動向について Part 2

トランプ氏のようなタイプの政治家の場合、あまり公約をきっちり守りすぎると、かえって社会が大混乱してしまう可能性があるので、かなり注意が必要である

 前回、トランプ氏が大統領であった時には、はっきり言ってしまうと選挙活動の時の公約を、最初の時点から、あまりにもきっちりやりすぎてしまったために、その後、二年、三年と経つ頃には、そうした政策の結果としての失敗や混乱がたくさん起きるようになって、だんだん大混乱してゆくような流れになってしまったようです(多分、今回も全部そのままやったら、その後、だんだん大混乱してゆくと思います)。

 それゆえトランプ氏の場合、たいてい同じ内容についての話であっても、その時々の状況によって、様々な発言をしていることが多いようなので、いったん大統領の立場に就いた後は、周りの人々の意見や、また内容によっては、トランプ氏に反対している人々の意見も、ある程度きっちり聞いた上で(多分、そうした人々の危惧も当たるものも多いと思われるので・・・)、あまり混乱するような政治のやり方は避けて、ある程度時間が経った後にも、きっちりとした成果が現れるような政治を行うように心がけていった方がよいのではないか、と思われます。

 

 おそらくトランプ氏としても、以前と違って、現在はある程度わかるようになってきていると思うのですが、普通の経営者やエンターテイメントの世界の人間である時とはかなり違って、大統領のような権力者の立場になると、ほんのちょっとした言動でも、いつの間にか、自分としては全く知らないような訳のわからないところまで影響が及んでいることがあるし、また権力の行使の仕方によっては、本当にとんでもない形で誰かの人生を全く違う方向に変えてしまったり、さらに時には生死に関わるような大変な事態を巻き起こすこともあるわけです。

 ひょっとするとトランプ氏の場合、経営者やエンターティンメントの世界の人間である時には、多少世間が大騒ぎになるぐらいの言動をした方が良い効果があることも多かったのかもしれません。

 しかし現在のアメリカのようにかなり大きく国民が分断されているような社会の状況では、たとえトランプ氏自身も共和党の人々も、すぐに大賛成して、大々的に押し進められそうな政策があったとしても、民主党などの様々な人々が、かなり強く反対しているような政策に関しては、一応反対の理由や、その後のシナリオなどを、よくよく冷静かつ客観的に検討した上で、なるべく早く行うべきものと、時期をずらしたり、延期した方がよいもの、それから、よくよく冷静に考えてみたら、やらない方がよいと判断されるものなどを、ある程度きっちり分けてゆくことがとても大事になるのではないか、と思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2024年11月14日 9:03 PM, 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 政治 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



«

おすすめ記事

過去の記事