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霊的な観点から見た現在のアメリカ大統領選挙の動向について Part 17

アメリカへの移民の歴史と銃の所持について

 アメリカで銃を所持している人々の多くは、おそらく個人的な趣味や、いざという時の身の安全のために銃を所持していることが多いのではないか、と思われます。

 少し歴史をさかのぼって、数百年ぐらい昔のアメリカに思いを馳せると、主にヨーロッパからやって来た人々は、大勢の先住民もいれば、野生の生き物達もたくさんいる、とても魅力的ではあるが、それと同時にかなり危険な未開の大地に、しかも遠く離れたヨーロッパには、もう二度と絶対に帰ることもできないような状況で、次々と移民し続けていたわけです。

 ですので、おそらく、そうしたアメリカに移民してきた人々の感覚としては、銃を所持していて、いつでも使える状態にしていることは、単に狩りや護身などの目的を超えて、かなり大きな安心感をもたらすものになっていたのではないか、と思われます。

※ただし、それと同時に銃に関しては、強い恐怖心の感覚もとても大きいようです。

 ただ、その後の世界には、だんだん非常に平和な安全な国々もたくさん増えていったので、おそらく現在の多くの国々で銃を所持している人は、一部の猟をするような人々を除くと、せいぜい警察や軍人ぐらいというような国々も、かなり多くなってきているのではないか、と思われます。

 しかしアメリカの場合、そうした数百年前からの移民の時代のルーツにも大きく関わっているので、現代においても銃の所持については、憲法にも国民の権利などと書かれたままになっているくらい、とても大事なものと認識されているようです。

 このような状況から考えてゆくと、要するに現在のアメリカでは、かなりきっちりとした規制や管理の下での銃の所持については、認めてもよいかもしれないのですが、そうしたことよりも、どちらかというと、いかにして犯罪などへの悪用を防いでゆくか、ということの方が非常に大事になってきているように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2024年10月18日 9:03 PM, キリスト教 / 人生観、世界観 / 政治 / 歴史 / 社会、文化 / 軍事



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