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有名人や成功者になった人が陥りやすい失敗と、その対策について Part 2

 おそらく、そうした人の上に立つようになった政治家や役人や経営者や文化人のような人や、また華やかな芸能界で活躍するようになったような人は、最初の志としては、「自分は、一生懸命頑張って、立派な政治家や経営者になるぞ」とか、「自分は、この仕事が好きだから、少しでも努力して、また少しでもチャンスをつかんで、華やかな芸能界で活躍してみたい」とか、「自分は少しでも努力して、学者やマスコミの世界で活躍したい」などというような、かなり真剣な思いを胸に、そうした世界に飛び込んだのではないか、と思われます。

 そして、その後、たくさんの努力をして、様々な運をつかみ、世間で非常に有名になったり、大成功したような人というのは、これは日本のような国では、あまりはっきりと言わないことも多いのですが、たいてい最初の頃の下積み時代の頃とは違って、結構、たくさんの収入を得て、そこそこ豊かな生活をしていることが多いのではないか、と思われます(ただし、人目には見せないことが多いのですが、その後も成功し続けるために、常にいろいろなことにチャレンジしたり、隠れて努力していることも多いのではないか、と思われます)。

 ところが、そうした世界に飛び込み、長い期間に渡って、様々な見聞を広めてゆくと、あちこちで、いろいろと汚い噂を聞いたり、また時には、とんでもない汚い儲け話や、狡い抜け道を使って大成功したり、大失敗したような人の話をたくさん聞いたり、また自分もそうした体験をいろいろとしてゆくうちに、だんだん、そうした世界に最初の頃のように単純な夢や希望を見出せなくなってゆく人も多いのではないか、と思われます(そうした話は、たいてい表の世界には、ほとんど出ずに、その世界に長くいる先輩や業界の人々から、内々に教えられることが多いようです)。

 そうすると人間というのは弱いもので、そうした世間の人々から見える表の部分や、華やかな世界の裏で、どこかで人それぞれに、こっそりと様々な息抜きや楽しみを見つけるようになってゆくものなのですが(普通の趣味や楽しみで十分満足している人も多いですが・・・)、ここで一部の人々は、突然、その当人としては、全く思いがけないような形で、先ほど述べたような大失敗をしてしまうことがあるわけです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2018年5月10日 9:04 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 知恵、正しさ



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