アメリカ大統領に与えられた非常に大きな権力について
さらに非常に怖いことは、もし、そうした大変な状況になったとしても、現在のアメリカの政治システムでは、そうした大統領の立場をうまく止めることができないようなところがあるということです（だから前回のトランプ政権の末期には、単なるデモだけではなく、現実にいろいろな衝突が起き始めていたにも関わらず、トランプ氏が大統領であったために何も止められずに、どんどんエスカレートしてゆくような、とても危険な事態になり始めていたわけです）。
※おそらく、アメリカの大統領制では、「アメリカの民衆自身が最も権力のある大統領を選ぶのだから、絶対に民衆に危険を及ぼす、独裁者のような人物を選ぶはずがない」というような前提に基づいて、政治システムが作られているからではないか、と思われます。
現在の状況から推測すると、そうした状況において、もしトランプ氏に何かあった場合には、その時点で副大統領になっているはずのバンス氏が大統領職に就くのでしょうが、そうすると今度は、さらに「無実で高潔なトランプ氏がやられたので、できるだけ大勢で復讐しようではないか」（客観的に見て、とてもではないが、トランプ氏が無実で高潔とは思えないのですが、彼らは、いつもそんな話し方をするようなので・・・）「これにはディープステイトの陰謀があるんだ」「あの州を叩けば、自分達に有利になるのではないか。」「もっと強力な武器は使えないのか」などというような感じで、どんどんエスカレートしてゆき、やがて誰にも止められないような、とんでもない状況になってゆく可能性があるのではないか、というように予測されます。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
