それで、ここからが多少ややこしくなってくるのですが、私の文章だけでなく、古今東西の様々な宗教や哲学、思想などにおいて、「この物質世界ではない、もう一つ別の世界がある」、「この世界の裏側に素晴らしい理想郷がある」、あるいは、「死者が赴く別の世界がある」などというような話は、たくさん伝わってきていると思います。
ところがそうした霊界、あるいは、異次元世界の中には、大昔から、それほど大きく変わることなく、ずっと存在し続けていた世界ばかりでなく、神仏の意志というよりも、この物質世界でそうした宗教や哲学や思想などを強く信じている、たくさんの人々の感じ方や考え方の変化によって、かなり大きく変わっていってしまった世界もあれば、さらには、この物質世界の人間が、何らかの新しい宗教や哲学や思想などをつくり、そして、そうした宗教や哲学や思想などを強く信じる人々が多くなっていった結果、新しくできてきた世界も、たくさんあるようなのです。
そうすると、そうした霊界や異次元世界からの影響によって、この物質世界で生きている人々の感じ方や考え方が、いつの間にか大きく変わるようなことが起きることもあれば、また自然自然のうちに、多くの人々の感じ方や考え方が、なぜか、ある一定の枠の中に収まるようなことが起きることもあるようです。
ですので、そうした霊界や異次元世界の状況と、この物質世界で生きている多くの人々の感じ方や考え方というのは、お互いに非常に大きく影響を与え合うようなところがあるようです。
Cecye(セスィエ)
2022年9月3日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 知恵、正しさ