2、かなり深刻な対立関係になっている場合には、そもそもの話し合いの前提である実際の物事の状況や、これまでの経緯や、お互いの感じ方や考え方の確認をしっかり行い直すことが、とても大事である
二つめは、次には、できるだけ、お互いの理解や共感を深めながら、共通の認識を得てゆくための方法になってくるですが、はっきり言って、そうした形で、ほぼ完全に対立し合っているような人間どうしの関係の場合には、相手が何か言葉を発したり、行動を起こしたりした際や、あるいは、自分が何か言葉を発したり、行動を起こしたりした際には、お互いに、まるで自分の胸の前に何か硬い壁でもあるかのように非常に強い拒絶感を感じたり、また場合によっては、これはあまりはっきりと自覚されることは少ないようなのですが、精神的、身体的に苦痛を感じていることが、とても多いようです。
ですので、そうした状況を第三者的な立場の人々が見ていると、「この人達の話は、なぜ、こんなに全く噛み合わないのだろうか?」「この人達は、なぜ、こんなに意固地になっているのだろうか?」とか、「これはお互いに絶対良い条件だから、うまくまとまると思ったのだが、なんで突然、こんなに強く拒絶し始めたんだ?」などというような感じで、かなり強い違和感を感じて、すっかり驚いてしまうことも多いようです。
この物質世界の目で、こうした状況を見ても、単に普通の人間どうしが、訳のわからない非常に深刻な対立関係になっているようにしか見えないと思うのですが、ところが霊的、異次元的な目で、こうした状況を見るとかなり様子が違っていて、はっきり言ってしまうと、単なる人間どうしの関係ではなくて、例えば、動物と植物の関係や、人間と機械の関係や、人間と岩石の関係や、あるいは、鳥と虫の関係や、さらには、生きている人間と死んだ人間の関係などというように、もう存在のレベルから正反対の関係になっていたり、あるいは、もう根本的に全く違う認識を持っている者達どうしの対立関係になってしまっていることがあるようなのです。
Cecye(セスィエ)
2022年6月3日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 時間と空間の秘密 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事