現在も医療については、非常に明るいポジティブな意見と、かなり暗いネガティブな意見の両方があって、いろいろな場面で対立したり、混乱しているように見えるので、今回から医療の進歩と、古い伝統的な社会の間で起こりがちなの葛藤や衝突などについて、少しだけ述べてみたいと思います。
1、近現代の医療の発達の光の側面と闇の側面について
現在のコロナウイルス感染症ばかりでなく、人類の歴史では、何度も何度も様々な国々や地域で、様々な感染症が流行っては、非常に多くの人々や生き物達を苦しめたり、亡くならせたりしてきたのですが、やがて近現代に入ると科学の発達によって、ようやく、そうした感染症の原因が解明されたり、また、その対策としての様々な治療法が、たくさんの試行錯誤の中で確立されるようになってゆきました。
※感染症は、細菌やウイルスなどの感染によって起きる病気で、伝染病は、人や動物などの間で伝染性のある病気のことです。
そうした医療の発達の中で、現在、私達が知っている様々な感染症予防のための様々なワクチンや薬などが開発され、普及するようになり、そして様々な衛生概念の発達の中で、現在の先進国では、だんだん、そうした感染症の流行は、かなり小さく抑えられるようになってゆきました。
ですので、こうした医療の発達の歴史から考えてみる限り、どう考えてみても、そうした感染症予防のためのワクチンや薬などの開発や普及は、「感染症で苦しむ人々を一人でも減らして、健康に過ごせるようになってもらいたい」というような良い動機で進められ、また、実際にそうしたワクチンや薬などの開発や普及によって、非常に多くの人々が、危険な感染症にかからずに、とても健康に過ごせるようになった、というような素晴らしい成果があったわけです。
Cecye(セスィエ)
2022年1月13日 9:03 PM, おすすめ記事 / コラム / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー