2、高い知性を持っていても、霊的な悟りとは、全く、ほど遠いような人について
二つめは、ところが知的に向上して、知識や技能や経験などの面では、かなり素晴らしいものを持っていたとしても、精神的には、すぐに怒り出したり、泣き出したりするような感情的に、かなり不安定な性格であったり、また常に自分のことばかり考えるような、非常にエゴイスティックな性格であったり、それから、そもそも、そうした霊的なことに関して、別に大して知ってるわけでもないにも関わらず、すぐに全面否定してくるような、はっきり言うと、霊的に悟っているかどうかという以前に、本当に人格的に大丈夫なのかどうか、さらには、本当に賢いのかどうかすら、よくわからないような人も、時折、私達の世界にはいるわけです。
ですので、こうした精神性の人に関しては、確かにこの世的な知識や技能や経験などの面では、素晴らしいとしか全く言いようがないような人であるかもしれないのですが、はっきり言って、人格的には今一つであると判断されることが多いし、また当然、霊的に見た場合にも、霊的な悟りとは、全く、ほど遠い精神状態であるというように客観的に判断されるのではないか、ということです。
Cecye(セスィエ)
2021年8月25日 9:03 PM, インド思想、ヒンドゥー教 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 仏教 / 宗教、道徳 / 瞑想 / 知恵、正しさ