一見、本物の神仏のように感じられるのだが、本物ではない霊的な存在達の活動について
それで、この中で特に問題になってくるのは、二つめのタイプの霊的な存在達からのメッセージになるのですが、ここで、こうした内容を、あまりはっきりと説明してしまうのは、多少心苦しいところもあるのですが、実は、特に宗教の世界において、あまりにも強く神仏への絶対的な帰依や、全知全能の神への信仰を強制してくるような霊的な存在達の中には、霊的に見た場合、本当の神仏ではなく、この世の映画のセットとほぼ同じような感じで作られた、霊的なセットと演出の中で、そうした、まるで本物の神仏のようなセリフを言ったり、演技をしている存在達が、結構少なからずいたようなのです。
例えば、これは現代人には、わりとわかりやすい内容になるかもしれないのですが、この世界の出来事を、すべて完全に決めることができる全知全能の神から送られたメッセージであるとか、また一見、非常に優しくて親切なのですが、結果的にそうしたメッセージを信じた人々が、あとでいろいろ失敗したり、苦労したりすることばかり命じてくるような存在であるとか、さらに霊的なメッセージとしては、非常にためになったり、面白かったりするようなところはあるのだが、結局、長い目で見ると言行が一致せずに、ころころ内容が変わっていってしまうようなものに関しては、これは、すぐに判断するのは、とても難しいことも多いかもしれないのですが、普通、本当に良いものであるなら、良い結果が伴うことが多いように思われるので、単純に言って、最初の時点では、あまりはっきりわからなかったとしても、その後、ある程度の時間が経った段階で、あまり良い結果をもたらしていないものに関しては、霊的にも本当に正しいものではないと、きっちりと判断して、少し離れた方がよいのではないか、と思われます。
※現在の世界の大多数の国々では、それほど厳しい宗教迫害が行われているわけではないので、大した理由もないのに、あまりに疑うことを悪いことのように言ったり、極端に強い信仰心を要求する必要性は、あまりないように思われます。また、そうした強い信仰を持っていたとしても、適度に客観的に調べたり、確認し直す態度は、とても大事なのではないでしょうか。
続く・・・(続きは、来年になります)
Cecye(セスィエ)
2020年12月30日 9:04 PM, キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ