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科学的な真理の信頼性と限界について Part 4

4、時折、科学の進歩は、一見、ずっと変わらないはずの過去の歴史的な内容すらも、かなり大きく変えることがある

 四つめは、これは少し不思議な内容になるかもしれないのですが、今日までの科学の歴史を調べてみると、多くの人々が、「昔の話だから、普通は、あまり変わらないのではないか」とか、「過去の出来事だから、誰が調べても絶対に同じなのではないか」などと考えることが多い過去の歴史の内容に関しても、実際には、科学の発達につれて、どんどん大きく変えていってしまうようなところがあるということです。

 これに関しては、だいたい次のような二つのことが言えます。

 

①ここ数百年の間、歴史学的な新たな発見の積み重ねによって、人類の歴史観は、ずっと大きく変わり続けてきた

 まず一つめは、これは、ここ数十年の人類の歴史を振り返れば、ほぼ明らかなのではないか、と思われるような内容になるのですが、みなさんが今日、まるで当たり前のように受け入れている過去の歴史に関しては、現在も世界中で研究されている歴史学的な新たな発見があるたびに、たとえ昨日まで過去の明確な歴史的な事実とされていたような内容であったとしても、時代と共に、どんどん変わっていってしまうようなところがあります。

 特に過去の考古学的な遺跡や遺物などに関しては、今日も世界中のあちこちで考古学者達が、精力的に発掘している遺跡や遺物ばかりではなく、例えば、ビルを建てたり、地下鉄を作ったりするような大きな工事をするたびに、どんどん大昔の遺跡や異物が見つかり続けてゆくようなところがあるようです。

 ですので、こうした現在の世界中の考古学者達の活動や、世界中の経済の発達や土木工事の様子を見る限り、おそらく今後も多くの人々が、全く想像もしていなかったような不思議な遺跡や遺物のようなものは、幾らでも発見されてゆき、そして、そのたびに、そうした昔の歴史の話は、どんどん覆されて、変わってゆくのではないか、というように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2020年10月12日 9:03 PM, おすすめ記事 / 予知、予言、未来予測 / 宇宙文明、古代文明 / 歴史 / 知恵、正しさ / 科学、テクノロジー / 自然、生命



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