そうした霊的な能力を持っているような人は、多くの人々の想像とはかなり違って、例えば、本当は霊的な直感で一瞬でわかるようなことであっても、あえて何もわからないようなふりをして、周りの人々にあまり気を使わせたり、過度にその人に依存させたりせずに、それぞれの人の気づきや自立を促していったり、また本当は、その人自身の能力としては、かなり簡単に解決できるような問題であっても、あえてその人はやらずに周りの人々が、そうした問題を自ら解決して、より成長して、一人前になってゆけるように陰ながらアドバイスしたり、そっと手助けするような役を買っていることもあるようです。
また、そうした人の中には、その人自身の感覚としても、また周りの人々の感覚としても、霊能力があるとは、ほとんど思われずに、要するに、この世的に非常に高い知性や先見性や発想力や洞察力がある人のように思われているような、そうした少し変わった霊的な能力の発現の仕方もあったようです。
それというのは、そうした人の場合、たいてい霊的なことなんて、特に感じたことも学んだこともないので、自分に霊的な能力があるとは、ほとんど考えたこともないことが多いようなのですが、ただ、この世的な能力としては、次々とパッと素晴らしいアイデアを閃いたり、極めて先見性や洞察力が高かったり、また周りの人々の気持ちや場の雰囲気を、サッと読んでしまうような優れた直感力や包容力を持っていることが多いのです。
それゆえ、そうした人の場合には、たいてい霊的な能力があるとは、ほとんどみなされずに、要するに、この世的に「あの人は、すごく頭が良くて、仕事ができる」とか、「ものすごくアイデアや先見性がある」とか、「周りによく気遣いができて、指導力がある」などというような印象を持たれていることが多いように思われます。
続く・・・
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2020年2月21日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 知恵、正しさ / 社会、文化
